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チーフスWRワーシーが肩負傷でチャージャーズ戦を途中離脱

2025年09月06日(土) 10:48

カンザスシティ・チーフスのゼイビア・ワーシー【AP Photo/Lindsey Wasson】

カンザスシティ・チーフスのワイドレシーバー(WR)ゼイビア・ワーシーがチームメイトのタイトエンド(TE)トラビス・ケルシーと意図せず衝突したことにより、試合序盤で不安を感じさせる形で離脱を余儀なくされた。

チーフスの主力WRであるワーシーは、現地5日(金)にブラジルで行われているロサンゼルス・チャージャーズとのシーズン初戦で肩を負傷し、第2クオーターの途中に試合から除外された。

2024年ドラフト1巡目指名を受けたワーシーは、チーフスの3回目の攻撃でキャッチに失敗してケルシーに衝突。右腕をかばいながら立ち上がったワーシーは、ベンチで処置を受けた後、頭にタオルをかけてロッカールームへ向かった。

ワーシーは当初、試合復帰がクエッショナブルとされていたが、本人の様子はより悪い結果を示唆していた。

ラシー・ライスが6試合の出場停止処分を受け、新人のジェイレン・ロイヤルズがケガで欠場したため、チーフスのWR陣はすでに手薄な状態となっていた。ワーシーがクオーターバック(QB)パトリック・マホームズの主要ターゲットであることは、最初の3プレーだけで明らかになっている。ワーシーは第2ダウンでボールを持ったものの前進できず、第3ダウンでターゲットとなった際に負傷した。

22歳のワーシーは新人時代にレシーブ59回、638ヤードを記録し、チームのWRの中でトップに立った。また、タッチダウンレシーブはチームの全パスキャッチャーの中で最多となる6回を記録している。

ワーシーの離脱により、マホームズは先発のマーキス・ブラウンやジュジュ・スミス・シュスター、さらにタイクアン・ソーントンをより多くターゲットにすることになりそうだ。

【RA】