49ersのQBパーディーが2週間から5週間離脱の見込み、ジョーンズが先発へ
2025年09月12日(金) 08:38
サンフランシスコ・49ersのクオーターバック(QB)ブロック・パーディーがシーズン第2週に出場する可能性がさらに低くなった。
『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートが現地11日(木)に『Good Morning Football(グッド・モーニング・フットボール)』で、パーディーがターフトウの一種と非投球側の肩の問題により、2週間から5週間欠場する見込みだと報じた。
49ersのジェネラルマネジャー(GM)ジョン・リンチは同日、『KNBR』に「これは週ごとに様子を見ていくような事案だ」と述べ、こう続けている。
「それが私たちの把握している情報だ。ブロックは順調に回復しており、私たちもそうしたものとして対処していく。彼はできる限り早く復帰できるよう懸命に取り組んでいる。現状はそんなところだ」
パーディーの状況は日が進むにつれてますます悲観的なものとなっている。49ersのヘッドコーチ(HC)カイル・シャナハンは月曜日に、パーディーにとってより大きな問題はつま先だと語っていた。水曜日には、日曜日に臨むニューオーリンズ・セインツ戦に出場できる見込みは“かなり低”く、複数週にわたる問題となる可能性があると明かしている。
これで、シャナハンHCがより楽観的になれなかった理由が判明した。名前だけ聞くと取るに足らないケガのようだが、ターフトウはしつこく、動きを非常に制限するケガとして知られており、完全に治すには休養が必要になる。パーディーに回復の時間を与えるとすれば、シーズン序盤ほど適した時期はないだろう。
パーディーの代わりに先発を務めるのはマック・ジョーンズとなる見込みだ。2024年シーズンにジャクソンビル・ジャガーズでバックアップとして10試合に出場したジョーンズは、NFLでの4年の経験を49ersにもたらすことになる。
49ersはすでに、シーズン第2週の試合にタイトエンド(TE)ジョージ・キトルを欠いた状態で臨むことが決まっている。キトルは先週日曜日に行われた試合の第2クオーターでハムストリングを負傷し、今週に故障者リザーブ(IR)入りした。復帰が見込まれる時期に幅があることから、パーディーは回復を目指す間もアクティブロースターに残ると見られるが、49ersは次の試合でジョーンズのバックアップとして起用するため、練習生のエイドリアン・マルティネスを昇格させる必要があるだろう。
【RA】