コマンダースQBダニエルズが2試合連続で欠場へ、ファルコンズ戦はマリオタが先発
2025年09月27日(土) 09:10
ワシントン・コマンダースのクオーターバック(QB)ジェイデン・ダニエルズが2週続けて欠場することになった。そうした中で、QBマーカス・マリオタは今回の試合でもかつて所属していたチームを打ち負かすことを目指している。
ヘッドコーチ(HC)ダン・クインはダニエルズが膝の捻挫により現地28日(日)に予定されているアトランタ・ファルコンズを欠場すると発表し、マリオタが2試合連続で先発を務めることになった。
シーズン第2週に敗れたグリーンベイ・パッカーズ戦で負傷したダニエルズは、その後の1週間で出場可否が不透明となっていた。今週水曜日には、体調は良好だと明かした一方で、最終的な判断は医師に委ねると語っていた。
どうやら医師は少なくともあと1週間休むよう指示したようだ。
ダニエルズのトップターゲットとして活躍してきたワイドレシーバー(WR)テリー・マクローリンもダニエルズと同様に欠場となる見込みだ。マクローリンは大腿四頭筋のケガで離脱しており、クインHCは週毎の経過観察と説明している。マクローリンの不在により、タイトエンド(TE)ザック・アーツやWRディーボ・サミュエル、WRルーク・マカフリーがマリオタを支える役割をより多く担うことになる。
ダニエルズとマクローリンはWRノア・ブラウンやTEジョン・ベイツとともに、コマンダースの故障者レポートで正式に除外されており、ランニングバック(RB)ジャコリー・クロスキー・メリットの出場はクエッショナブルとされている。
マリオタはシーズン第3週に見事に代役を務め、チームに勝利をもたらした。2015年NFLドラフト全体2位指名を受けたマリオタは、パス21回中15回を成功させて207ヤード、タッチダウン1回を記録。さらに、元所属先であるレイダースを相手にランプレーでもタッチダウンを決めた。
31歳のマリオタは次の試合でもかつて所属していたチームと対戦する。マリオタは2022年にファルコンズで13試合に先発したが、最終的にベンチに下げられた。故障者リザーブ(IR)に登録された後にシーズン終了後に放出されたマリオタは、チームとの相性が良くなく、不和もささやかれていた。マリオタが前回のカロライナ・パンサーズ戦で30対0という衝撃的な敗北を喫したファルコンズと対戦する試合は、興味深い展開となるだろう。パンサーズ戦を悲惨な結果で終えたにもかかわらず、ファルコンズの守備陣は依然として被ヤードでリーグ2位につけている。
マリオタ率いるコマンダースは日曜日のアメリカ東部時間13時【日本時間29日(月)2時】からファルコンズと対戦する予定だ。
【RA】