49ersのQBパーディーが2試合連続で欠場へ、QBジョーンズのバッカニアーズ戦出場はクエッショナブル
2025年10月11日(土) 08:30
サンフランシスコ・49ersのクオーターバック(QB)ポジションが深刻な状況に陥りそうになっている。
現地10日(金)、ヘッドコーチ(HC)カイル・シャナハンが日曜日に予定されているタンパベイ・バッカニアーズ戦からQBブロック・パーディーを除外すると発表し、バックアップQBマック・ジョーンズもクエッショナブルとなる見込みだと明かした。
ジョーンズが出場できない場合はエイドリアン・マルティネスが先発を務めることになる。
シーズン第5週に勝利したロサンゼルス・ラムズ戦を膝と斜筋のケガを抱えながら戦い抜いたジョーンズは、今週の練習で制限を受けてきた。それはジョーンズにとって、つま先のケガが悪化したことによってシーズン第2週、第3週、第5週を欠場したパーディーの代わりに今季3度目の先発を務めた試合だった。シーズン第6週も欠場する見込みのパーディーは、今週は一度も練習に参加していない。
2022年シーズン第14週にパーディーを先発に据えて以来、49ersはパーディー不在の戦績を3勝3敗としている。その3勝はいずれも今季、ジョーンズが先発した試合で挙げたものだ。
パーディーが再び欠場することになったため、チームにとって最大の懸念はジョーンズの出場可否となっている。
木曜日、ジョーンズは制限付きで練習に参加したものの、ボールを投げることができなかった。
ジョーンズは今シーズンに出場した3試合でパス成功率66.7%、905ヤードを記録。6回のタッチダウンに対してインターセプトを1回に抑え、キャリア再生の兆しを見せながら49ersを地区内首位に導いている。
25歳のマルティネスはNFLでの出場経験が一度もない。デトロイト・ライオンズやニューヨーク・ジェッツに所属してきたマルティネスは今夏、49ersの練習生として契約を締結。この契約は、バーミンガム・スタリオンズをUFLチャンピオンシップに導き、リーグのMVPに輝いた後に実現したものだ。
4勝1敗でNFC(ナショナル・フットボール・カンファレンス)西地区で首位に立つ49ersは、同じく4勝1敗でNFC南地区首位のバッカニアーズと12日(日)アメリカ東部時間16時25分【日本時間13日(月)5時25分】から対戦する。
【RA】