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レイブンズQBジャクソンがラムズ戦から除外、2試合連続で欠場へ

2025年10月11日(土) 09:08

ボルティモア・レイブンズのラマー・ジャクソン【AP Photo/Nick Wass】

ボルティモア・レイブンズは今週もクオーターバック(QB)ラマー・ジャクソンを欠くことになる。

ジャクソンが現地12日(日)にホームで行われるロサンゼルス・ラムズ戦から除外された。ハムストリングのケガによってジャクソンが欠場するのは、これで2試合連続となる。

ベテランQBクーパー・ラッシュが再びジャクソンの代わりに先発出場する見込みだ。

ヘッドコーチ(HC)ジョン・ハーボーと3連敗中のレイブンズはジャクソンの出場可否について沈黙を続けてきたが、シーズン第5週の欠場が決まる前から、AP通信年間MVP賞に2度輝いた経歴を持つジャクソンが数週間にわたって欠場するとの憶測や報道はあった。

それは今まさに現実となっており、ジャクソンはバイウイークを前に2試合連続で欠場する見込みだ。そのため、ジャクソンがシーズン第8週に組まれているホームでのシカゴ・ベアーズ戦で復帰することが期待されるだろう。2019年以降、ジャクソン不在時のレイブンズの戦績は5勝11敗で、先週のヒューストン・テキサンズ戦では10対44と大敗している。

今シーズンに出場した4試合で、ジャクソンはパス成功率71.6%、869ヤード、タッチダウン10回、インターセプト1回を記録。ランでも166ヤードを獲得し、タッチダウン1回をマークしているが、NFLのクオーターバックとして歴代最多ランヤード記録を保持するジャクソンの今季の試合平均ランヤードは、キャリア最低の41.5ヤードとなっている。

レイブンズは直近2試合を平均25.5点差で落としているため、再びジャクソン不在で臨むとなれば、楽観視できる状況ではない。

先週、レイブンズの一員として初めて先発したラッシュは、パス20回中14回成功で179ヤードを獲得したが、タッチダウンはなく、インターセプトを3回喫した。

レイブンズのオフェンスは依然として得点ランキングで6位に位置しているが、直近2試合では平均15得点にとどまり、シーズン通算の獲得ヤードでは23位となっている。被ヤードで上位につけるラムズ守備陣を相手に、レイブンズには厳しい戦いが待ち受けていると言えよう。

レイブンズ(1勝4敗)は日曜日のアメリカ東部時間13時【日本時間13日(月)2時】にラムズ(3勝2敗)を迎え撃つ予定だ。

【RA】