カウボーイズオーナー、不適切なジェスチャーに対する罰金に不服申し立てせず
2025年10月11日(土) 13:18
『NFL Network(NFLネットワーク)』のトム・ペリセロが現地10日(金)に報じたところによると、ダラス・カウボーイズのオーナーであるジェリー・ジョーンズは今週にNFLから科された25万ドル(約3,811万円)の罰金に不服を申し立てないという。
ジョーンズは先週日曜日にメットライフ・スタジアムで行われたニューヨーク・ジェッツ戦で、観客に向けて不適切なジェスチャーをしたとして罰金を科された。
ジョーンズは今週、中指を見せたのは“不注意”によるもので、親指を立てるつもりだったと説明している。
火曜日、ラジオ番組『105.3 The Fan(105.3ザ・ファン)』に出演したジョーンズは「あれは不運なことだった。目の前にいたうちのファンとのやり取りの一部だった。私の前にカウボーイズのファンが大勢いた――ジェッツのファンではなく、カウボーイズのファンだ。スタジアム全体がカウボーイズへの熱気にあふれていて、特に試合終盤はそうだった」と語った。
ペリセロによると、リーグが徴収した罰金はすべて慈善活動に充てられることから、ジョーンズは自身の罰金もそうした目的に使われることを喜んでいるという。
ジョーンズは金曜日に105.3 The Fanで「リーグの処分についてはもちろん理解している」と述べた。
試合中のファンへの行動をめぐって処分を受けたオーナーはジョーンズだけではない。カロライナ・パンサーズのデビッド・テッパーは2023年シーズンに観客に飲み物を投げつけたとして30万ドル(約4,574万円)の罰金を科された。また、テネシー・タイタンズのオーナーを務めていた故バド・アダムスも、2009年にバッファロー・ビルズのファンに中指を立てたとして25万ドルの罰金を科されている。
ジョーンズ率いるカウボーイズ(2勝2敗1分)は、シーズン第6週に敵地でテッパー率いるパンサーズ(2勝3敗)と対戦する予定だ。
【RA】