NFLは現地13日（月）、デトロイト・ライオンズのセーフティ（S）ブライアン・ブランチに対し、カンザスシティ・チーフス戦（30対17でチーフスが勝利）を終えた後の乱闘騒動に関与したとして1試合の出場停止処分を科したことを発表した。

NFLフットボール事業担当統括責任者のジョン・ランヤンはブランチ宛の書簡で「貴殿の攻撃的でフットボールとは無関係な行為は全く正当化されず、重大な負傷リスクをもたらし、NFL選手に求められる行動規範とスポーツマンシップに明らかに違反している」とつづっている。

『NFL Network（NFLネットワーク）』のイアン・ラポポートによると、ブランチは今回の1試合出場停止処分に対して異議を申し立ているという。

ブランチは現地12日（日）に実施したチーフス戦でパトリック・マホームズがニーダウンした後、チーフスのワイドレシーバー（WR）ジュジュ・スミス・シュスターの顔を殴り、乱闘騒動を引き起こした。スミス・シュスターがブランチに詰め寄った際にはフェイスマスクをつかんで地面にたたきつけてもいる。この行為がきっかけで大規模な乱闘が発生しており、スーパーボウルコンテンダーである両チームの白熱した試合に泥を塗ってしまった。

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