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ジェッツ元Cマンゴールドが腎臓移植のためドナーを募る
2025年10月15日(水) 12:16
現地14日(火)、オールプロに2度選出され、ニューヨーク・ジェッツ史上でも屈指の人気を誇る元センター(C)ニック・マンゴールドが、自身のSNSを通じて腎臓病を患っており、移植を必要としていることを公表した。
「いつかこの日が来ることは分かっていた。でも、もう少し時間があると思っていた」と、マンゴールドはジェッツとオハイオ州立大学の関係者に向けたメッセージの中でつづっている。
「厳しい時期が続いているが、前向きな気持ちを保ちながらこれからのことに集中している。近いうちにまた元気になって、全力で活動できる日を楽しみにしている。メットライフ・スタジアムとザ・シューで、すぐにみんなに会えるはずだ」とマンゴールドは語った。
2022年にジェッツのリング・オブ・オナー入りを果たしたマンゴールドは、ドラフト1巡目指名で入団し、プロボウルに7度選出された名センターだ。2006年に遺伝性の異常を抱えていると診断され、それが慢性腎臓病の原因となっていることを明かした。現在は移植を待ちながら透析治療を受けている。
マンゴールドは、ドナーとして適合する親族がいないため、血液型O型の提供者を公に募っているという。
「ドナーを検討してくれるすべての人に心から感謝している」とマンゴールドは述べた。
現役時代のマンゴールドはNFLを代表するセンターの一人だった。通算7度のプロボウル選出は、チーム史上最多の8回を記録したプロフットボール殿堂入り選手ウィンストン・ヒルに次ぐ数字であり、11シーズンのキャリアで出場した164試合すべてに先発出場している。
【R】