コマンダースQBダニエルズが左肘を負傷、シーホークス戦終盤に大ケガ
2025年11月03日(月) 14:39
ワシントン・コマンダースのクオーターバック(QB)ジェイデン・ダニエルズが現地2日(日)に挑んだシアトル・シーホークスとの一戦で、左腕に重傷を負った。ダニエルズが負傷したのはコマンダースが38対14で敗れた試合の第4クオーターだ。
ダニエルズはシーホークスのラインバッカー(LB)ドレイク・トーマスにサックを受けて負傷。不自然な体勢で地面にたたきつけられており、負傷の深刻さは見るからに明らかで、ダニエルズの腕には即座にエアキャストが装着されている。
コマンダースのヘッドコーチ(HC)ダン・クインは試合後、ダニエルズの負傷箇所は左肘だと明かし、詳しい情報が分かり次第、知らせると述べた。
今季3勝6敗のコマンダースはダニエルズが負傷した時点で38対7と大差のリードを許していたが、クインHCはダニエルズを途中交代させる議論は出ていなかったと明かしながらも、「振り返ってみれば」交代させておくべきだったことは理解していると話した。
ダニエルズはシーホークス戦で22回のパスを投げて16回成功、153ヤード、インターセプト1回を記録。今季はケガに悩まされているダニエルズだが、今回がその中でも最も深刻な負傷であると見られている。
試合を終えたコマンダースのオフェンシブタックル(OT)サミュエル・コスミはロッカールームで報道陣に対し、沈痛な表情で「胸が張り裂けそう。スタジアムにいた全員が息を呑んだのが分かったと思う。見ていてつらかった。ああいうのを見るのはつらい」とコメントしている。
昨季、オフェンス部門年間最優秀新人賞を受賞したダニエルズはシーズン第2週に膝を捻挫して2試合を欠場。シーズン第7週にはダラス・カウボーイズに敗れた試合でハムストリングスを痛め、翌週のカンザスシティ・チーフス戦を欠場している。
ダニエルズが欠場したこれまでの3試合はマーカス・マリオタが先発を務めており、戦績は1勝2敗、4回のタッチダウンと4回のインターセプトをマークした。ダニエルズが再び戦線離脱となればマリオタが再度、先発を務めることになるだろう。
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