『CBS Sports（CBSスポーツ）』が現地3日（水）、感謝祭の日に行われたカンザスシティ・チーフス対ダラス・カウボーイズ戦がNFLのレギュラーシーズン史上最多視聴者数を記録したと発表した。

プレーオフ争いにも大きく影響するスター選手ぞろいの対決では、クオーターバック（QB）ダック・プレスコット率いるカウボーイズがQBパトリック・マホームズ率いるチーフスに31対28で勝利。この試合の視聴者数はなんと5,723万人に上った。

リーグの中でも特に高い人気を誇る2チームが祝日に相まみえたこの試合が記録を塗り替えることは、広く予想されていたことだった。

CBSスポーツが発表した数字は、まさにその期待に応えるものだったと言えよう。

◆5,723万人の視聴者数は、従来のNFL記録（2022年サンクスギビングのニューヨーク・ジャイアンツ対カウボーイズ戦における4,205万9,000人）を36％上回った。
◆視聴者数のピークは、アメリカ東部時間19時45分から20時の間で6,135万7,000人に達した。

また、CBSスポーツはこの試合が『Paramount+（パラマウント+）』で配信されたNFLレギュラーシーズンゲームの中で史上最多の視聴数を記録したとも発表している。

視聴率の面で記録を塗り替えたのは、チーフス対カウボーイズ戦だけではなかった。

『Fox Sports（Foxスポーツ）』はグリーンベイ・パッカーズがデトロイト・ライオンズに勝利した試合の視聴者数が4,770万人に上り、FOX史上最も視聴されたレギュラーシーズンゲームになったと発表。視聴者数のピークは、アメリカ東部時間16時から16時15分の間で5,795万7,000人に達している。

感謝祭の日を締めくくる試合も『NBC』にとって記録的なものとなり、シンシナティ・ベンガルズのQBジョー・バロウが復帰戦でライバルのボルティモア・レイブンズを下し、プレーオフ争いに踏みとどまる様子を2,840万人が視聴した。NBCによると、このベンガルズ対レイブンズ戦はNBC、『Peacock（ピーコック）』、『Telemundo（テレムンド）』での平均視聴者数が2,840万人となったことにより、感謝祭の日のナイトゲーム史上、最も多くの視聴者数を記録したNFL試合になったという。

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