シーズン第13週の週間最優秀選手にペイトリオッツQBメイ、パッカーズQBラブらが選出
2025年12月04日(木) 13:31
リーグは毎週、現地の水曜日に週間最優秀選手を発表している。2025年シーズン第13週の栄誉に輝いた選手たちは以下の通り。
AFC(アメリカン・フットボール・カンファレンス)オフェンス部門週間最優秀選手
ドレイク・メイ(QB/ニューイングランド・ペイトリオッツ)
今季MVPの有力候補として名が挙がる2年目クオーターバック(QB)のドレイク・メイが、ついに初の週間最優秀選手賞を受賞した。マンデーナイトで圧巻のパフォーマンスを見せ、ニューイングランド・ペイトリオッツはニューヨーク・ジャイアンツに33対15で勝利。チームは10連勝となった。メイは31回中24回のパス成功、282ヤード、タッチダウン2回、インターセプト0回、パサーレーティング126.0を記録。今季は全試合でパス200ヤード超えを継続しており、その偉業を成し遂げているのはリーグでメイただ1人。加えて、この日はパサーレーティング80以上で勝利した試合が10試合連続となり、1950年以降で24歳未満の選手として最長タイ。1984年の殿堂入りQBダン・マリーノが持つ記録に並んだ。
NFC(ナショナル・フットボール・カンファレンス)オフェンス部門週間最優秀選手
ジョーダン・ラブ(QB/グリーンベイ・パッカーズ)
QBジョーダン・ラブはサンクスギビングの1戦で宿敵デトロイト・ライオンズの守備を思うままに攻略し、グリーンベイ・パッカーズを31対24の勝利へ導いた。この日、ラブはシーズン最多で自身のキャリア最多に並ぶタッチダウンパス4回を記録。30回中18回のパスを成功させて、234ヤード、インターセプト0回、パサーレーティング124.2と圧巻の数字を残した。今回の受賞は今シーズン2回目、キャリア通算では4回目となる。
AFCディフェンス部門 週間最優秀選手
クリスチャン・ベンフォード(CB/バッファロー・ビルズ)
バッファロー・ビルズがピッツバーグ・スティーラーズに26対7で勝利した現地30日(日)の試合で、コーナーバック(CB)クリスチャン・ベンフォードはビッグプレーを連発した。タックル2回(うち1回はタックルフォーロス)、インターセプト1回、さらにファンブルをリカバーして17ヤードのリターンタッチダウンを決めている。第3クオーターのこの得点でビルズが初めてリードを奪い、その後の後半23得点の猛攻につながった。4年目のベンフォードにとって、今回が初の週間最優秀賞の受賞となる。
NFCディフェンス部門 週間最優秀選手
アーネスト・ジョーンズ(LB/シアトル・シーホークス)
シアトル・シーホークスがミネソタ・バイキングスを26対0で完封した守備の主役となったのが、ラインバッカー(LB)アーネスト・ジョーンズだ。85ヤードのインターセプトリターンタッチダウンは、この試合最大のハイライトとなった。最終的にジョーンズはインターセプト2回、試合最多のタックル12回、パスディフェンス2回を記録。NFL5年目にして、初めて週間最優秀選手に選ばれた。
AFCスペシャルチーム部門 週間最優秀選手
エバン・マクファーソン(K/シンシナティ・ベンガルズ)
キッカー(K)エバン・マクファーソンはサンクスギビングデーに得点を量産し、シンシナティ・ベンガルズがボルティモア・レイブンズを32対14で下す番狂わせの立役者となった。キックは8本すべて成功。エクストラポイント2本に加え、52ヤードのロングキックを含むフィールドゴール6本を決め、計20得点を挙げている。2022年以来となるキャリア4回目の栄誉に浴した。
NFCスペシャルチーム部門 週間最優秀選手
ライリー・ディクソン(P/タンパベイ・バッカニアーズ)
パンター(P)ライリー・ディクソンがフィールドポジション争いに大きく貢献したことで、タンパベイ・バッカニアーズは日曜日に行われたアリゾナ・カーディナルス戦を20対17の僅差で制することができた。ディクソンはパント5回のうち3回を敵陣20ヤード以内、2回を10ヤード以内に着地。合計46.8ヤードのネット(正味)、最長は59ヤードを記録した。NFL10年目にして、ディクソンはキャリア初の週間最優秀選手賞を手にした。
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