肘負傷のコマンダースQBダニエルズがバイキングス戦で復帰へ
2025年12月06日(土) 09:33
ワシントン・コマンダースのクオーターバック(QB)ジェイデン・ダニエルズがシーズン第14週に予定されているミネソタ・バイキングス戦で復帰する見込みだ。
ヘッドコーチ(HC)ダン・クインが現地5日(金)、シーズン第9週に出場したシアトル・シーホークス戦で肘を負傷したダニエルズが復帰すると発表。
「ジェイデンは今週の練習を見事にやり抜いた。木曜日も今日もフル参加し、出場許可も下りたので日曜日の試合に先発する予定だ」とクインHCは語った。
ダニエルズは恐ろしいケガに見舞われたように見え、装具を着けて退場したものの、最終的に欠場数は3試合にとどまっている。
昨季にオフェンス部門年間最優秀新人賞に輝いたダニエルズにとって、今季はケガに悩まされるシーズンとなっており、膝とハムストリングのケガでも欠場を余儀なくされてきた。日曜日を迎えるにあたり、キャリア2年目のダニエルズは12試合中6試合に出場している状態だ。コマンダースはダニエルズが先発した試合で2勝4敗、マーカス・マリオタが先発した試合で1勝5敗となっている。
コマンダースは2025年シーズンを3勝2敗でスタートしたものの、シーズン第6週から第13週にかけて7連敗を喫し、現在続いている連敗数としてテネシー・タイタンズやニューヨーク・ジャイアンツと並んでNFL最多となっている。
ダニエルズは他の負傷者も回復し、ようやくチームが戦力を取り戻しつつあるタイミングで復帰することになった。ワイドレシーバー(WR)テリー・マクローリンとガード(G)サミュエル・コスミはここ数週間で復帰し、WRノア・ブラウン(鼠径部/膝)も出場が見込まれている。そのため、日曜日はコマンダースが今季初めて先発QB、トップ3のレシーバー、そして先発オフェンシブラインマン(OL)全員をそろえて臨む試合となりそうだ。
残念ながら、コマンダースがここからプレーオフ争いに食い込むのはほぼ不可能だ。『Next Gen Stats(ネクスト・ジェン・スタッツ)』によると、3勝9敗のコマンダースがプレーオフに進出できる確率は1%未満だという。
【RA】



































