レイブンズQBジャクソン、練習を欠席もスティーラーズ戦に先発の見込み
2025年12月06日(土) 10:48
ここ1カ月間、ボルティモア・レイブンズのクオーターバック(QB)ラマー・ジャクソンは毎週1回ずつ練習を欠席してきた。
そして今回、ジャクソンは4週連続で、練習を欠席しつつも先発出場を果たそうとしている。
現地5日(金)、ヘッドコーチ(HC)ジョン・ハーボーが日曜日に臨むAFC(アメリカン・フットボール・カンファレンス)北地区首位の座をかけたピッツバーグ・スティーラーズとの大一番ではジャクソンがチームを率いると報道陣に語った。
足首のケガで今週木曜日の練習を欠席したジャクソンは、シーズン第13週ではつま先、シーズン第12週では足首、シーズン第11週では膝のケガでそれぞれ練習を休んでいた。
練習を欠席したものの、ジャクソンは金曜日にフル参加して出場ステータス上の指定も受けていない。ハムストリングの負傷により3試合連続で欠場した後、ジャクソンは次戦で6試合連続の先発出場を果たす見込みだ。
レイブンズは1勝5敗という苦境から抜け出して5連勝を収めたものの、感謝祭の日にシンシナティ・ベンガルズに32対14で敗れたことで、現在の成績は6勝6敗となっている。
ジャクソン率いるレイブンズは、左手首のケガを抱えるQBアーロン・ロジャースが指揮を執るスティーラーズと対戦する予定だ。スティーラーズは4勝1敗と好スタートを切ったものの、その後の2連敗を含め、直近の7試合で5敗を喫している。そのため、日曜日の試合は地区内首位の座をかけた争いとなる。
出場ステータスの指定はないものの、ジャクソンの健康状態には懸念が残るだろう。ダイナミックなプレーを持ち味とし、AP通信NFL最優秀選手賞に2度輝いた経歴を持つジャクソンだが、今季は度重なるケガに悩まされる中で、パフォーマンスも低迷しているからだ。
ジャクソンは3試合連続でタッチダウンパスを投げておらず、その期間はキャリアで最長となっている。この3試合におけるパス成功率は55%、平均獲得ヤードは213.3ヤードにとどまり、3回のインターセプトを喫した。シーズン第11週以降のパサーレーティングは63.1で、この期間のNFLで2番目に低い数字となっている。
最高のコンディションで出場できることを期待しているジャクソンと6勝6敗のレイブンズは、日曜日のアメリカ東部時間13時【日本時間8日(月)3時】から、同じく6勝6敗のスティーラーズと対戦する予定だ。
【RA】



































