コルツQBダニエル・ジョーンズがジャガーズ戦でアキレス腱を負傷
2025年12月08日(月) 08:49
インディアナポリス・コルツのクオーターバック(QB)ダニエル・ジョーンズが、現地7日(日)に36対19で敗れたジャクソンビル・ジャガーズ戦の第1クオーター終盤にアキレス腱を負傷し、試合から除外された。
ジョーンズはワイドレシーバー(WR)アレク・ピアースへのパスを通して7ヤードを進めたところで、右足をつかみながら芝生に倒れた。ヘルメットを地面に叩きつけるジョーンズの元にチームのメディカルスタッフが駆けつけ、エバーバンク・スタジアムのフィールド上でジョーンズの状況を確認している。
足を引きずりながらロッカールームに向かったジョーンズは、第2クオーターの序盤で試合から除外された。後半には右足に装具をつけた状態でサイドラインに戻っている。
コルツのヘッドコーチであるシェーン・スタイケンは敗戦後、ジョーンズはアキレス腱の負傷によってシーズン終了となる可能性があると報道陣に明かした。
「良くはなさそうだ」とスタイケンHCはコメントしている。
シーズン第14週の重要なAFC(アメリカン・フットボール・カンファレンス)南地区対決で、新人のライリー・レナードがジョーンズと交代したものの、相手のリードを許している状況からチームを立て直すことはかなわず、パス29回中18回成功、145ヤード、インターセプト1回、ラッシングタッチダウン1回という結果に終わった。
左足の腓骨骨折を抱えた状態で過去2戦をプレーしてきたジョーンズは、この日曜日にパス7回中5回成功、60ヤード、インターセプト1回を記録している。
ジョーンズとコルツにとっては非常に厳しい展開となった。28歳のジョーンズはコルツでの初年度に驚きの活躍を見せ、負傷の影響を受けるまでに8勝2敗をマークしていた。ジョーンズはこのオフシーズンに、1年契約でコルツに加わっている。
日曜日に3戦連続で落としながらも、コルツはまだプレーオフ争いに残っている。ジョーンズが出場できない場合、コルツのプレーオフの望みはNFLキャリアで先発経験のないレナードに託されることになるだろう。アンソニー・リチャードソンが故障者リザーブになっている一方、ベテランQBのブレット・リピンが練習生にいる。
8勝5敗のコルツはシーズン第15週に10勝3敗のシアトル・シーホークスと対戦する。
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