バイキングスに敗れた試合でコマンダースQBダニエルズが負傷退場、TEアーツは膝の重傷
2025年12月08日(月) 12:23
ワシントン・コマンダースのクオーターバック(QB)ジェイデン・ダニエルズは、現地7日(日)に行われたミネソタ・バイキングス戦で左ひじを負傷し、第3クオーター途中で退場した。その後、試合には戻らなかった。
ダニエルズが左ひじを痛めたのは、後半最初の攻撃ドライブでインターセプトを投げた場面だった。ラインバッカー(LB)アンドリュー・バン・ギンケルがリターンする中、バイキングスのディフェンダーがブロックに入った瞬間、ダニエルズは激しく芝に倒れ込んだ。
腕を押さえて苦悶の表情を浮かべながらサイドラインに下がったダニエルズは、ブルーのメディカルテントで検査を受け、出場可否はクエッショナブルと判断された。
次の攻撃ドライブではマーカス・マリオタがオフェンスを指揮したものの、4プレー後にインターセプトを喫している。ダニエルズが負傷した時点で、バイキングスが14対0とリードしていた。
試合後、ヘッドコーチ(HC)ダン・クインは、ダニエルズを退場させたのはあくまで予防措置であり、復帰も可能だったと説明している。
ダニエルズはシーズン第9週に同じ左ひじを脱臼し、3試合を欠場した後、この試合で復帰していた。途中退場までにパス20回中9回成功、78ヤード、タッチダウンなし、インターセプト1回を記録している。
クインHCは試合後、3勝10敗のコマンダースが第15週に2勝11敗のニューヨーク・ジャイアンツと対戦する際、ダニエルズは出場できる見通しだと話している。
日曜日の試合ではダニエルズ以外にも、コマンダースの先発選手が離脱している。
ベテランタイトエンド(TE)ザック・アーツは第3クオーターに膝を負傷して退場した。アーツはマリオタからのパスをキャッチしようとした際、バイキングスのセーフティ(S)ジェイ・ワードのタックルを受け、脚が後方に折れ曲がるような形になった。アーツはカートでロッカールームに運ばれた。
試合後、クインHCはアーツの前十字靭帯(ACL)を懸念していると明かし、「初期の所見は良くない」とコメントしている。
35歳のアーツは退場するまで34回のスナップに出場し、ターゲット2回、キャッチ1回、11ヤードを記録していた。
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