2026年シーズン開幕戦でスーパーボウル王者シーホークスはどのチームと対戦するのか
2026年02月10日(火) 11:10
ヘッドコーチ(HC)マイク・マクドナルドはわずか2シーズンでシアトル・シーホークスを、プレーオフ進出を逃したチームからスーパーボウル制覇チームへと導いた。
ニューイングランド・ペイトリオッツに大勝した試合で見せた圧倒的な守備力により、守備の名手であるマクドナルドはNFLで最も優れた若手指導者の1人であることを示した。マクドナルドはヘッドコーチとして史上3番目の若さ(38歳227日)でスーパーボウル制覇を達成。今シーズンに挙げた17勝は、40歳未満のヘッドコーチによる単一シーズンの勝利数(プレーオフを含む)として史上最多となった。
ジェネラルマネジャー(GM)ジョン・シュナイダーが長期的視点で構築したロースターと若きヘッドコーチを擁するシーホークスは、一度きりの成功で終わるチームではない。マクドナルドの下でチームは本格的に軌道に乗り始めたところだ。山頂にのぼりつめたばかりだが、スーパーボウル連覇について考え始めるのに早すぎることはない。
2026年シーズン、シーホークスはホームでアリゾナ・カーディナルス、シカゴ・ベアーズ、ダラス・カウボーイズ、カンザスシティ・チーフス、ロサンゼルス・チャージャーズ、ロサンゼルス・ラムズ、ニューイングランド・ペイトリオッツ、ニューヨーク・ジャイアンツ、サンフランシスコ・49ersと対戦する予定だ。
スーパーボウル連覇を目指すシーホークスが2026年シーズン開幕戦で対戦すると興味深い展開となりそうな相手は以下の4チームだ。
ロサンゼルス・ラムズ
2025年シーズン、シーホークスは3試合の激戦のうち2試合でラムズに勝利した。スーパーボウル王者と、ショーン・マクベイHCを筆頭にNFL MVPに輝いたクオーターバック(QB)マシュー・スタッフォードやプロボウルに選出された選手が数多くそろうラムズが対戦するとなれば、シーズン開幕から白熱した展開となるだろう。QBサム・ダーノルドがラムズ戦で示した成長――ターンオーバーを連発する選手から地区ライバルを制するシーホークスを率いる存在に変貌した――ひとつをとっても、シアトルが優勝旗を掲げる際に心を揺さぶる要素となるだろう。
シカゴ・ベアーズ
ベン・ジョンソンHC率いるベアーズは、2025年シーズンに最も劇的な逆転劇を幾度も演出。それはNFLがシーズン開幕戦に求める展開そのものだ。QBケイレブ・ウィリアムズがマクドナルド率いる強力なシーホークス守備陣と対峙する構図は、開幕戦として理想的だと言える。ジョンソンの就任初年度にベアーズは予想以上の活躍を見せたが、ここからが難関だ。彼らはNFC(ナショナル・フットボール・カンファレンス)北地区の頂点にとどまることを目指す。ベアーズと圧倒的なスーパーボウル王者が対戦することになれば、シカゴの若きチームが成長を続けるとリーグが確信している証になるだろう。それはリーグが2023年に当時ジョンソンが率いていたデトロイト・ライオンズを開幕戦に出場させたときと同様だ。
サンフランシスコ・49ers
2025年シーズンにおける49ers対シーホークスの最終2試合はつまらない内容だった。特にシーホークスが41対6で大勝したディビジョナルラウンドはそうだ。しかし、多くの負傷者を抱える49ersも、ディフェンシブエンド(DE)ニック・ボサやミドルラインバッカー(MLB)フレッド・ワーナーが復帰すれば異なる戦いを見せるだろう。AP通信NFL年間最優秀カムバック選手賞を受賞したランニングバック(RB)クリスチャン・マカフリーが49ersを、AP通信NFL攻撃部門年間最優秀選手に選ばれたワイドレシーバー(WR)ジャクソン・スミス・インジグバがシーホークスをけん引し、ブロック・パーディーとサム・ダーノルドがQB対決を繰り広げる。さらに、守備陣のスター選手がフィールドにひしめくとなれば、話題性の高い対戦になるだろう。昨年の例が示すように、NFLはシーズン開幕戦で地区ライバル同士を対戦させることをためらわない。もし開幕戦の相手が49ersかラムズになれば、NFC西地区の激しい争いに大きな影響を与えることになるだろう。
ダラス・カウボーイズ
好き嫌いは別として、カウボーイズはやはり注目を集めるチームだ。QBダック・プレスコット、WRシーディー・ラム、WRジョージ・ピケンズ、ディフェンシブタックル(DT)クイネン・ウィリアムス、そして今オフシーズンに補強されるはずの守備選手により、オーナーのジェリー・ジョーンズが率いるチームはまたしても開幕戦に華を添えるだろう。プレスコットとシーホークスの強力な守備陣が相まみえる試合は見逃せないものとなるはずだが、NFLがカウボーイズを2年連続で開幕戦に出場させるかどうかは未知数だ。
補足
カンザスシティ・チーフス
補足として触れておきたいのは、QBパトリック・マホームズの状態が不確実でなければ、チーフスが間違いなくこのリストのトップに入るということだ。ACL(前十字靭帯/ぜんじゅうじじんたい)を断裂したマホームズはシーズン初戦までに復帰できると自信を示しているが、対戦スケジュールが春に発表されることを踏まえると、スターQBのマホームズが100%の状態でフィールドに立つと予想するのは時期尚早だろう。このスター対決は、シーズン後半のプライムタイムに取っておく方が賢明だ。
【RA】



































