QBマリク・ウィリスとドルフィンズが3年106億円の契約に合意
2026年03月10日(火) 09:55
トゥアが去り、マリクがやってくる。
マイアミ・ドルフィンズがクオーターバック(QB)マリク・ウィリスと3年6,750万ドル(約106億3,928万円)、4,500万ドル(約70億9,286万円)完全保証の契約を結ぶ。『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートが状況を知る人物の話を元に伝えた。
NFLネットワークのトム・ペリセロによれば、ウィリスの契約には2,250万ドル(約35億4,821万円)のサインボーナスが含まれており、2026年には125万ドル(約19億7,018万円)、2027年には2,150万ドル(約33億8,981万円)が完全保証されるという。
月曜日、このニュースが報じられる前の段階で、ドルフィンズはQBトゥア・タゴヴァイロアのリリースを明らかにしていた。およそ9,900万ドル(約156億1,428万円)のデッドマネー――6月1日以降の指定で2年に分散させることが可能――が生じるこの動きが、ウィリスの加入につながった。
今回の契約は、現地11日(水)に新リーグイヤーが始まるまで公式なものとはならない。
ドルフィンズの新首脳陣にとっては、大きな賭けになるだろう。しかし、ジェネラルマネジャー(GM)ジョン・エリック・サリバンとヘッドコーチ(HC)ジェフ・ハフリーは、グリーンベイで過去2シーズンを共にした経験から、ウィリスについてよく知っている2人といえる。QBマーケットにおいてウィリスの強みと弱みを知る者がいるとすれば、それはサウスビーチのこのコンビになる。
2022年ドラフト3巡目でテネシー・タイタンズの指名を受けたウィリスは、ナッシュビルでの2シーズンにかなりの苦戦を強いられた。先発3回の中で、標的が定まらず、守備陣の動きを読むのに苦戦し、攻撃陣の動きも把握できていなかった。マット・ラフルアーHCが率いるグリーンベイに移ったのは、ウィリスが強く必要としていたリセットになった。パッカーズ時代のウィリスは、それまでとは別のクオーターバックになったように見えている。
やりやすいオフェンスの中で、ウィリスは正確にボールを操り、どこへ行くかを承知し、素早くボールを投じていた。ダイナミックなラッシング能力もあって、ウィリスは先発3試合を含む11回の出場で攻撃陣をうまく率いている。
才能はあるものの、まだ荒削りな部分がある。ラフルアーHCはウィリスの攻撃プランの多くでランパスオプションに頼っており、シンプルなドロップバックはあまり見られていない。ハフリーHCとボビー・スローウィック攻撃コーディネーター(OC)がどういったゲームプランを組むかが、ウィリスの能力を発揮し、次のレベルに発展する上で重要になるだろう。
今回の金額は、先発QBとしては決して法外ではない。しかし、サラリーキャップの問題を抱え、ベテラン選手の放出を強いられているチームにとっては大きいものであると同時に、昨シーズンにニューヨーク・ジェッツがジャスティン・フィールズに支払っていた金額をやや上回っている。
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