コマンダースがLBオダフェ・オウェと4年157億円の契約へ
2026年03月10日(火) 09:33
2025年シーズン終盤に力強い活躍を見せたラインバッカー(LB)オダフェ・オウェが巨額の契約を手にすることになった。
『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートとマイク・ガラフォロが現地9日(月)に報じたところによると、オウェがワシントン・コマンダースと6,800万ドル(約107億2,183万円)の保証が含まれる4年1億ドル(約157億6,705万円)の契約を結ぶという。
オウェの年平均額は、エッジラッシャーの中でモンテス・スウェットやニック・ボニートと同水準だ。その金額は、シーズン途中でロサンゼルス・チャージャーズに移籍するまではあり得ないものと見なされていただろう。
環境の変化とはなんと素晴らしく(そして大金につながる)ものなのだろう。シーズン第6週を前にベテランセーフティ(S)アロヒ・ギルマンやドラフト3日目の指名権と引き換えにボルティモア・レイブンズからチャージャーズへトレードされたオウェは、守備コーディネーター(DC)を務めていたジェシー・ミンターのディフェンスに見事にフィットし、将来の殿堂入りが確実視されているアウトサイドラインバッカー(OLB)カリル・マックと共にパスラッシュを仕掛け、サック7.5回とクオーターバック(QB)プレッシャー率17.3%を記録した。大きな注目を集めたワイルドカード週末でも最高のパフォーマンスを発揮し、ニューイングランド・ペイトリオッツのQBドレイク・メイに3回のサックを決め、2度のファンブルを誘発。チャージャーズ守備陣の奮闘がなければ、この試合は一方的な展開になっていただろう。
成績面で見ても、オウェはこの2シーズンで全盛期を迎えている。レイブンズから2021年ドラフト1巡目で指名されたオウェは、2024年に同チームで10回のサックを記録した。2025年には負傷者が続出していたディフェンシブフロントで同様のインパクトを残すのに苦戦したが、ロサンゼルスへの移籍という好機を得て絶妙なタイミングで、エッジラッシャー市場で有利な立場に立つことになった。
最も関心が強いチームとして名乗りを上げたコマンダースは、豊富なキャップスペースを活用してオウェを交渉の場に引き寄せ、適切な環境が整えば投資に見合う成果を発揮できるエッジラッシャーに巨額の契約を提示した。
オウェは、エッジラッシャーを必要としているうえに、ディフェンシブタックル(DT)ダロン・ペインや同じくエッジラッシャーのディフェンシブエンド(DE)ドーランス・アームストロングといった存在のおかげでなじみやすい環境が整っているチームに加入する。コマンダースは2025年にチームとして苦戦していたものの、36歳のOLBボン・ミラーが9.0回のサックを記録したことからも明らかなように、守備陣は個々の選手を好成績へと導けることを証明している。
トータルディフェンスでリーグ最下位に終わるという極めて失望的な2025年シーズンを受け、ヘッドコーチ(HC)ダン・クインは特に守備面で結果を出すというプレッシャーを抱えながら2026年シーズンを迎えることになった。フリーエージェントでの大胆な補強が必要と見られていた中で、コマンダースはオウェとの契約に踏み切り、過去2シーズンと同様、あるいはそれ以上の活躍を見せることを期待している。
【RA】



































