WRネイバースのドラフトに関する発言は「さほど心配していない」とジャイアンツHCハーボー
2026年04月27日(月) 13:12
2026年NFLドラフトでトップ10の指名権を2つ保持するニューヨーク・ジャイアンツには、大きな注目を浴びる機会があった。
ワイドレシーバー(WR)マリク・ネイバースもまた、現地23日(木)にチームが見せたアプローチに対する反応で、波紋を呼ぶこととなった。
ネイバースは1巡目指名が行われていた間、『Bleacher Report(ブリーチャー・レポート)』のライブストリーミングに出演。ジャイアンツが指名した2人の選手、全体5位のラインバッカー(LB)アーベル・リースと全体10位のオフェンシブラインマン(OL)フランシス・マウイノアの両名について言及した。
『ESPN』によれば、ネイバースは「誤解しないでほしい」と前置きした上で、「俺は選手としてのリースを気に入っているけど、(共同ホストの)マイカ・パーソンズが言ったように、彼はどこでプレーするんだ? 外側からラッシュを仕掛けるために起用するつもりかもしれないけど、俺たちは去年、同じポジションの選手を指名したばかりだ」と語ったという。
マウイノアの指名後、ネイバースはこうつけ加えた。「ケイレブ・ダウンズと対戦するよりは、味方に欲しかった。彼本人にも“捕まえに行くからな”って伝えたくらいだ」
ドラフトが全日程を終了した後、ヘッドコーチ(HC)ジョン・ハーボーは記者団に対し、ネイバースが公に意見を述べたことについて、懸念を払拭するように肩をすくめて見せた。
「そのことについては、しっかりと話し合った」とハーボーは語った。
「翌朝、彼がやってきてその話をしたが、彼は自分の考えを明確に説明してくれた。改めて当時のことを見返してみれば、私は彼がどういう意図で発言したのか理解できる。ポッドキャストに出演してフットボールの話をしていれば、“この選手をどう使うんだ? どうプレーさせるんだ?”といった話にもなるだろう。彼も言っていたように、“どう起用するのか興味があった”ということだ」
「それで、われわれがリースをどう起用するつもりかを説明したら、がぜんやる気になっていたよ。とにかく、彼の意見はありがたく受け止めている」
ネイバースの言い分にも一理あり、ジャイアンツがラインバッカー(LB)に過剰なほどの戦力を抱えているのを見て、同様の感想を持った者は他にもいた。例えば、『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートによれば、ニューオーリンズ・セインツはトレードでのディフェンシブエンド(DE)ケイヴォン・ティボドー獲得を模索したが、最終的に方針を転換してラスベガス・レイダースからDEタイリー・ウィルソンを獲得したという。
2022年ドラフト1巡目指名のティボドーに加え、エッジには昨年の1巡目指名選手であるDEアブドゥル・カーター、そして2025年にチーム最多のサック数を記録したDEブライアン・バーンズが名を連ねている。
ハーボーは指名直後に行われた木曜日の記者会見で、リースがどのようにチームにフィットするかを説明しており、インサイドラインバッカー(ILB)として起用しつつも、その多才さを生かしてさまざまな位置に配置するつもりだと記者団に語った。
チームの記録によれば、ハーボーは「われわれのディフェンスは非常に柔軟で、ポジションが固定されていないと言ってもいいくらいだ」と述べている。
「選手たちをいろいろなポジションに動かすことになるだろう。彼はトゥルメイン(エドモンズ)の隣でプレーすることもあれば、Aギャップ、Bギャップ、Cギャップ、Dギャップ、さらにはエッジの外側にも位置することになる。他の選手たちと共に、あらゆる場所を動き回ることになるはずだ」
したがって、ジャイアンツは失点を防ぐための柔軟なアプローチを強化すべく、全体5位で最善の指名を行ったと言える。ハーボーはネイバースに対し、疑念を晴らすような形で自身のビジョンを説明しており、スターワイドレシーバーとの対話を通じて、彼自身もまた安堵したようだ。
「これから見ていけば分かると思うが、われわれは物事をさほど心配していない」とハーボーは述べている。
「本人の志が正しく、心からチームを思っているのであれば…そして、全員にとって最善の結果を望んでいるのであれば何も問題ない。彼には誠実な心があり、善意からの発言なのだから、自分が思うことを言えばいい。正直に言ってくれて構わない」
「われわれは、自分たちのフットボールチームに関わるあらゆることに正面から向き合おうと常に話している。だからマリクが、われわれが1巡目指名選手をどう使うかを知りたがったのなら、私はそれをしっかりと説明したい。彼がそれを公の場で発言したところで、誰が気にするんだ? ファンだって同じことを考えていたはずだ」
ネイバース自身もまた、木曜日の夜にはすでにSNSを通じて事態の沈静化を図っており、次のようにつづっている。
「まず、過剰に反応するのはやめよう。アーベルの人生における記念すべき瞬間を台無しにするつもりなんて、さらさらなかった。彼がチームでプレーするのを見るのがすごく楽しみだし、また一人、このチームに最高な選手が加わってくれてうれしいよ!」
ハーボーにとってジャイアンツでの初ドラフト、そしてそれに対するネイバースの見解を巡っては、傍観していたファンや専門家たちの動揺も、結局は取り越し苦労に終わったようだ。
とはいえ、ダウンズはジャイアンツ全体にとって、そして新たなライバルとなるネイバースにとって、厄介な存在であり続けるかもしれない。対戦したくないと漏らしていたネイバースだったが、ダラス・カウボーイズがトレードアップしてダウンズを獲得したことにより、今後は年に2回顔を合わせることになる。
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