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イーグルスがWRマーキス・ブラウンと最大10億円の1年契約を締結

2026年03月18日(水) 09:37

カンザスシティ・チーフスのマーキス・ブラウン【AP Photo/Reed Hoffmann】

フィラデルフィア・イーグルスがハリウッド・スタイルのワイドレシーバー(WR)を戦力に加えることになった。

現地17日(火)、イーグルスが“ハリウッド”の愛称で親しまれるWRマーキス・ブラウンと最大650万ドル(約10億3,292万円)の1年契約を結んだと『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポート、マイク・ガラフォロ、トム・ペリセロが情報筋の話をもとに報じた。

2019年ドラフト1巡目でボルティモア・レイブンズに指名されたブラウンは、キャリアハイとなる1,008ヤードを記録した2021年を境に生産性が低下している。ケガに悩まされながら過ごしたアリゾナ・カーディナルスでの2年間を経て、ブラウンは直近の2シーズンでカンザスシティ・チーフスに所属していた。2024年シーズンはプレシーズンに見舞われたケガにより、プレーオフを含めてわずか5試合の出場にとどまっている。昨季は16試合に出場し、キャッチ49回で587ヤード、タッチダウン5回をマークした。

今回の契約に際してまず浮かぶ疑問は、これがA.J.ブラウンにまつわるトレードのうわさにどう影響するのか、というものだろう。

その答えは簡単であり、何の影響もない。

マーキスの加入によってジェネラルマネジャー(GM)ハウイー・ローズマンの判断が変わることはないはずだ。A.J.をトレードするつもりなら、いずれにせよ実行するだろう。現在のロースターに誰が名を連ねているかよりも、トレードの条件の方が重要だ。

イーグルスがA.J.を残留させるとしても、WR陣の層の厚さは依然として必要になる。フィールドを広げる能力を持つマーキスは3番手レシーバーに適任だ。ローズマンGMが主力のA.J.をトレードする場合、イーグルスにはデボンタ・スミスに次ぐ、信頼できる第2の選択肢を確保する必要が生じる。

最大650万ドルと報じられているマーキスの契約における“最大”という表現が大きな意味を持っていることを踏まえると、現時点ではマーキスがイーグルスのサラリーキャップを大きく圧迫する存在にはならないと推測できる。

イーグルスにはWR陣の層の厚さが必要であり、ベテランという観点から見れば、マーキスはまさにうってつけの存在だ。マーキスの加入はトレード交渉に変化をもたらすこともなければ、イーグルスがプレーメーカーとなり得るレシーバーをドラフトで指名する妨げになることもないだろう。

【RA】