ラムズが2026年シーズンに向けて新ユニフォームとブランド刷新を発表
2026年04月17日(金) 10:13
スーパーボウル出場を目指す中、ロサンゼルス・ラムズが強固なブランドアイデンティティを確立するために大胆なデザインを採用する路線から脱却しつつある。
現地16日(木)、ラムズがなじみのあるデザインにささいではありながら注目すべき変更を加えたユニフォームを公開した。これは“ラムズのスタイルを格上げし、現代的になるようデザインされた”ものとなっている。
一見すると、今回リニューアルされたユニフォームは以前と変わっていないように見えるが、よく見ると背番号をはじめとする多くの変更点がある。背番号はこれまでのソルイエローとホワイトのグラデーションから単色へと簡素化された。これは、多くのチームが“モダンクラシック”と呼ばれる、よりシンプルで洗練されたデザインへと移行している昨今において、歓迎すべき調整だと言えよう。同様の変更はパンツのストライプにも適用されている。新たなデザインでもソルイエローのパンツで初めて採用された2本のストライプが踏襲されており、新たな白いパンツにもソルイエローとロイヤルブルーのストライプが施されている。
しかし、こうした違いの中でも最大のポイントとなるのは、角のモチーフをどのように表現しているかだ。2025年に登場した“ライバルリーズ”のオルタネート(代替)ユニフォームで初めて導入されたこのデザインは、新しい3種類すべてのジャージーの袖部分に全面的にあしらわれている。これにより、チームは1999年を最後に主流ではなくなっていたデザインへと回帰しつつ、セントルイス・アーチを想起させる要素を取り除いた。復活した角のモチーフ――ジャージーとチームのメインロゴの両方で先端が鋭く尖ったデザインとなっている――はロサンゼルスを本拠地としていた最初の時代(1946年から1994年)を想起させると同時に、チームを前進させるものとなっており、3種類のジャージーすべてに一貫性をもたらしている。
「偉大さが織り込まれている」
Threaded with Greatness. pic.twitter.com/2t1vqqf0lt
— Los Angeles Rams (@RamsNFL) April 16, 2026
その他の変更点としては、ホーム用ユニフォームからチームの愛称が入ったパッチ、アウェー用ユニフォームからチームのフルネームが記されたパッチが取り除かれたことが挙げられ、すでに説明の必要がないほど確立されたユニフォームがさらにシンプルになった。
シンプル化について言えば、ラムズはメインロゴに単色のデザインを採用し、従来の3色構成のロゴを、用途によってはセカンダリーカラーで縁取りできるものに置き換えた。このロゴには先端がより鋭くなった角モチーフも含まれている。また、新たなワードマークには斜体で書かれたチームの愛称が採用されており、大文字のRの末端からRAMSという文字の下に向かって角のモチーフが組み込まれた形となった。最後に、セカンダリーロゴである雄羊(ラム)の頭部もよりシャープなデザインへと改良され、従来よりも攻撃的で威圧感のあるマスコットとなっている。
ラムズはカラーパレットも刷新し、独自に採用していたボーンホワイトを廃止。この色は、雄羊の角やロサンゼルスのビーチの砂を連想させることを意図したものだった。その代わりに用いられているのは、2021年の“モダン・スローバック”ユニフォームで初めて登場した標準的な白であり、このデザインはその後、チームの標準的なアウェー用ユニフォームとなっている。
「よりクリーンに。より大胆に。クローゼットを広げる第一歩・・・」
Cleaner. Bolder. The first step in expanding our closet… pic.twitter.com/YBsF8Z7nBP
— Los Angeles Rams (@RamsNFL) April 16, 2026
ラムズの“ライバルリーズ”ユニフォーム――マット調のミッドナイトブルーの代替ヘルメットを特徴とし、ミッドナイトブルーとソルイエローの配色を基調とした評価の高いデザイン――は、チームの代替ユニフォームの1つとして使用される予定だ。また、ラムズは今夏にもう1つの代替ユニフォームを公開することもほのめかしている。
総じて、ラムズは2020年のブランド刷新――ロサンゼルスのチームとしての再確立を目指した、意欲的で、やや挑戦的すぎたとも言えるアプローチ――から得た教訓を生かし、南カリフォルニアの熱心なファンに響くことが期待できる、より洗練され、すっきりとしたデザインを作り上げた。
変更点は総じてささいなものだが歓迎すべき内容であり、過去10年間で変化を繰り返してきたブランドに安定をもたらす最終調整として、数十年にわたって維持される可能性がある。
2020年当時、ラムズはロサンゼルス時代とセントルイス時代の双方で広く知られてきたブルーとゴールドの伝統を踏襲するか、それともネイビーとホワイトという創設当時の配色に完全に戻すかの間で揺れていた。2016年にロサンゼルスへ移転した際、ラムズはNFLの規定の範囲内でユニフォームの全面変更を行わずにイメージを刷新しようとするブランドアイデンティティを採用。具体的には、メタリックゴールドの要素(ヘルメットの角、フェイスマスク、パンツのストライプ)を白に変更し、最終的にスローバックのブルーとゴールドのユニフォームをホーム戦のメインキットとして指定するまで、可能な限り白のユニフォームを着用していた。
2020年に60億ドル(約9,562億3,800万円)を投じて建設したSoFiスタジアムの開場に合わせ、全面的なブランド刷新を実施したラムズは、6年の時を経てそれをさらに進化させ、外観において確固たる基盤を築いている。チームはその美的基盤に見合うパフォーマンスをフィールド上で発揮できることを期待しているだろう。
ラムズのチーフ・マーケティング・オフィサーであるキャスリン・カイ・リング・フレデリックは木曜日に発表した声明で次のように述べた。
「ロサンゼルスにおけるラムズフットボールの次の10年を見据える中で、今回の刷新はすでにチームを特徴づけている要素をさらに研ぎ澄ますものとなります。これは現代的な洗練であり、歴史を継承しつつ、明確さと目的意識を持って私たちのアイデンティティを強化し、チームが持つタフさや正確さ、競争心に見合うものとなっています」
【RA】



































