先発QBを決める段階には「まだ至っていない」とブラウンズHCモンケン
2026年05月02日(土) 09:49
まだ5月に入ったばかりだが、クリーブランド・ブラウンズはどういうわけかクオーターバック(QB)の状況について注目を集めている。
『Cleveland.com』がデショーン・ワトソンとシェドゥーア・サンダースによる先発争いの初期段階の状況を報じた後、新ヘッドコーチ(HC)トッド・モンケンは先発QBを明言することを避け、期限を設けることにも関心を示さなかった。しかし、先発が決まっているに越したことはないだろう。
現地1日(金)、トレーニングキャンプが始まる前に先発を決めたいかと質問されたモンケンHCは「そうなるのが理想だが、その段階にはまだ至っていない」と答えた。
「だから断言はできない。まだフィールドでの練習は3回だけだが、選手たちと外で練習できたのは素晴らしかった」
オフェンス陣を指揮する経験が豊富な初任のモンケンHCは、クオーターバックに求めているものや、それを見極めるタイミングを理解しているはずだ。ただ、それを確認するための時間をまだ十分に取れていないだけだ。
「見ている内容によって常に変わっていくものだ。私はこれまでどの選手とも接点がなかった」と語ったモンケンHCはこう続けている。
「この先の方向性は分かっているが、私はどの選手とも接点がなかった。彼らは全員、私にとって外部の存在だ。コーディネーター職の面接でコーチたちと面談したときも同じで、以前から関係のある候補はいなかった。私はここにいなかったからね。私にとっては全員が接点のない人たちだった。タイラン・ワラス(ワイドレシーバー/WR)を除くすべての選手と初対面だった。重要なのは、私が3日間で見たことで、そこでは自分たちの現状を大まかに把握できた。しかし、それは変わる可能性がある」
「この春の終わりに4週間ほどフィールドに戻れば、その頃にはもっと見通しが立っているだろう。だが、練習できる回数には限りがある。シーズン初戦の先発を誰にするか、絞り込みを始めなければならない。もちろん、変わる可能性はある。たとえ誰かがレップスの3分の2を担当していても、あるいは3分の1しか担当していなくても、状況は変わる可能性がある。プレシーズンゲームも控えているし、クオーターバックとして彼らがどうプレーするかを実際に見たいからだ」
サンダースは2025年にルーキーとして8試合に出場(うち7試合に先発出場)したものの、一般的な見方(およびサラリーキャップの数字)から判断すると、先発争いではワトソンが序盤にリードすると見られている。4月のワークアウトに関する報道でも同様の見方が示されており、ワトソンがブラウンズでの最初の4年間で散々な状態だったことを踏まえても、それは驚くべきことではない。
5年2億3,000万ドル(約361億2,725万円)の契約が残り1年となった中、ワトソンはブラウンズのために結果を出す必要がある。2度の手術を余儀なくされたアキレス腱(けん)の回復に2025年をすべて費やしたワトソン自身にとっても、プロフットボール選手として現役を続けるという意思があるならば、同じように結果が必要になるだろう。
サンダースの熱心なファンをがっかりさせることになったとしても、ベテランとして73試合の出場経験を持つワトソンには大きな優位性があるはずだ。とはいえ、ブラウンズで相次いで負傷し、パフォーマンスが大幅に低下していることを踏まえると、ワトソンはその機会に値する選手であることを証明しなければならない。
モンケンHCは数週間から数カ月のうちにこうした疑問に答えを出したいと考えている。今から8月にかけて、この話題が盛んに取り上げられる可能性は十分にあると言えよう。
【RA】



































