QBヤングとは「適切な時期」に長期契約を結ぶとパンサーズGMモーガン
2026年05月02日(土) 10:27
カロライナ・パンサーズがクオーターバック(QB)ブライス・ヤングの5年目オプションを行使するのは当然の判断だった。より判断が難しいのは、かつてドラフト全体1位指名を受けたヤングが契約延長に値するだけの結果をすでに残しているかという点だろう。
ジェネラルマネジャー(GM)ダン・モーガンは今週、『Mad Dog Sports Radio(マッド・ドッグ・スポーツ・ラジオ)』でアダム・シェインのインタビューに応じ、契約延長についてはチームで検討していると明かした。
「長期契約については、チーム内で話し合っているところだ。適切な時期に実行するつもりだ」とモーガンGMは話している。
2024年、ルーキーシーズンに苦戦したヤングはヘッドコーチ(HC)デイブ・カナルスによってベンチに下げられた。しかし、再び先発の座に戻ってからは飛躍的に成長を遂げ、ポケットでの立ち回りやスナップ後の状況判断、難しいパスを投げる意欲、冷静さは、いずれもカナルスHCの下で向上している。
パンサーズがヤングの将来性を信じている理由としてそれらの要素を挙げたモーガンGMは、次のようにコメントした。
「言うまでもなく、彼はコーチングスタッフの面で非常に厳しい状況に置かれていたし、周囲の選手の実力もそれほど高くなかったと言えるかもしれない。つまり、ルーキーとして入団し、コーチ交代や組織内の大幅な再編といった非常に厳しい状況に直面していたが、カナルスコーチがチームに加わり、安定感をもたらしてくれたことで、このシステムで3年目を迎えようとしている彼も確実に年々成長しているのが見て取れる。オフェンスの理解度も高く、処理能力も非常に優れていて、毎日チームにいてくれるだけでうれしい存在となっている。成熟するにつれてリーダーシップも向上しているし、オペレーションのスピードも年々上がっている」
「ブライスの状態は上向きだと心から感じている」
パンサーズはヤングの契約についてすぐに行動を起こす必要はない。5年目オプションにより、契約期間が2027年シーズン末まで続くからだ。2027年には2,590万ドル(約40億6,819万円)が完全保証となるが、先発クオーターバックに支払う金額としては依然として割安だと言える。その後、チームはフランチャイズタグを2回行使し、フリーエージェント(FA)になることを防ぐことも可能だ。チームが選手、特にフランチャイズの顔となるクオーターバックに対してフランチャイズタグを複数回使うのは得策とは言い難い。しかし、それはパンサーズがヤングの将来について決断を下すまでに4年間、主導権を握れることを意味している。
クオーターバックの契約金額は上昇の一途をたどっているため、早い段階で契約延長をまとめれば、長期的にはコストを抑えられる可能性がある。しかし、これまでのヤングの実績を踏まえると、プレーオフ出場が1回のみでプロボウルに選出されたことがないクオーターバックに多額の金額を保証する前に、チームがもう1年様子を見るのは驚くことではないと言えよう。
【RA】



































