RBカマーラがセインツでの10シーズン目を楽しみにしていると明言
2026年05月05日(火) 14:48
ランニングバック(RB)アルビン・カマーラはニューオーリンズ・セインツにとどまり、今後もチームの構想における重要な役割を果たしたいという意向をかなり明確に示している。
カマーラは現地4日(月)に公開された元チームメイトのテロン・アームステッドとのポッドキャストインタビューで、セインツでの自身の将来について明確な発言をしなかったものの、クオーターバック(QB)タイラー・シャックやチームがドラフト1巡目で指名した新人ワイドレシーバー(WR)ジョーディン・タイソンを絶賛し、とりわけ自身とRBトラビス・エイチェーンが共に何ができるかについて熱く語った。
ポッドキャスト『The Set(ザ・セット)』でカマーラは「彼は爆発力があるし、一発でビッグプレーを生み出す選手だ。大学時代からそうだった」と話している。
「体も強くて、頭も良さそうだ。一緒に何ができるか楽しみだ。俺はソーシャルメディアをやらないし、あんまりいろいろ見たりもしないけど、こういう動きがあると、対立とか何か問題があるみたいに考える人が多いと思う。でも実際は“いや、これほどうれしいことはない”って感じだ。まず、相棒がしっかり報酬を得た。そして、バックフィールドの戦力が増えたってだけの話だ。それがこのゲームの摂理だし、選手層の厚さ――これは一人じゃどうにもならないんだから、俺はそれでいいと思っている」
「彼と話す機会はまだあまり持てていないんだけど、彼のヘルメットにフルール・ド・リス(ユリの紋章)がついて、報酬を得たことは間違いなくうれしい。さあ仕事に取りかかる時間だ」
30歳のカマーラは昨シーズンに足首と膝の負傷に苦しみ、出場は11試合にとどまった。その結果、スクリメージヤードはキャリア最低となる657ヤードに終わり、この記録で初めて1,000ヤード超えを逃している。
2024年10月にセインツと2年2,400万ドル(約37億7,347万円)の契約延長を結んだカマーラは、契約最終年に300万ドル(約4億7,168万円)の保証金を受け取る予定だが、キャップナンバーは1,040万ドル(約16億3,517万円)となっている。
エイチェーンが3月に4年5,200万ドル(約81億7,586万円)の契約を結んだことは、カマーラがセインツを離れる日が近いことを示唆する動きだった。仮にセインツがカマーラと決別することを決め、6月1日以降の放出とした場合、デッドマネーは1,000万ドル(約15億7,228万円)となり、サラリーキャップ上で節約できる金額も37万6,000ドル(約5,912万円)にとどまるが、2027年のキャップでは1,110万ドル(約17億4,533万円)を節約できる。6月1日以前の放出は現実的ではなく、その場合は2,430万ドル(約38億2,085万円)のデッドマネーが発生し、キャップにも1,390万ドル(約21億8,559万円)の負担が生じてしまう。
周囲から退団を予想されている中、カマーラ本人はマイアミでトレーニングに励んでいると話している。特にシャックが印象的なルーキーシーズンを送ったことを受け、セインツの2026年シーズンに大きな期待を寄せているカマーラは、「これからは大きな期待が寄せられることになるだろう」とコメントした。
NFLでの9シーズンをすべてセインツで過ごし、プロボウルに5回選出された経歴を持つカマーラは、通算で536得点を挙げてきた。これはキッカー(K)を除く選手としてチーム史上最多の数字だ。さらに通算ランヤード(7,250ヤード)でもチーム史上最多記録を保持している。
才能豊かで万能なカマーラは昨シーズン、セインツからトレードされて他チームでプレーすることになるくらいなら「どこかでピニャコラーダでも飲むよ」と語り、引退をほのめかした。
アームステッドとのやり取りでは明言を避けていたものの、カマーラが引退を考えている可能性は低いと見られている。むしろ、NFLでの10シーズン目をこれまでの9年間と同じ場所でプレーすることを計画し、望んでいる様子だ。
ケレン・ムーアHC(ヘッドコーチ)は以前、カマーラとチームの今後について言及を避けていたものの、後にエイチェーンとカマーラが同じRB陣に名を連ねるのは素晴らしい状況になり得ると述べている。
カマーラはセインツでもう1年プレーするのか、それともキャリアに関する決断を下すことになるのか。その答えが分かるのは早くても6月上旬になりそうだ。
【RA】



































