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WRベッカムとの再タッグについて、「双方にとって適切な選択でなければならない」とジャイアンツHCハーボー

2026年05月10日(日) 18:46

オデル・ベッカム【Miami Dolphins via AP】

今週末のルーキーミニキャンプは、ニューヨーク・ジャイアンツの新ヘッドコーチ(HC)ジョン・ハーボーにとって、ドラフトトップ10で指名したラインバッカー(LB)アーベル・リースやオフェンシブラインマン(OL)フランシス・マウイノアといった、期待の新人たちを観察する絶好の機会となった。

と同時に、ワイドレシーバー(WR)オデル・ベッカムとの再タッグの可能性についてHCが言及する機会にもなった。ベッカムが攻撃部門の年間最優秀新人賞に輝いてからすでに12年が経過しているが、現地4月20日(月)に彼がチームのワークアウトに参加して以来、ニューヨークへの帰還がうわさされている。

「この1週間で、オデルとはたぶん3、4回話し、彼の状況、われわれの状況について話した」とハーボーHCは土曜日にチームリリースの中で語っている。「彼は今、アリゾナでトレーニングしながら息子との時間を過ごしている。現在の彼のゴールは、トレーニングを続けて万全の状態を整えることだろう。そして時が来たら、どうなるかはいずれ分かるだろう」

「オデルとはそうした話し合いをした。お互いにとても率直な会話だったよ。双方にとって適切な選択でなければならない。オデルは違いを生み出せるような選手でありたいと思っているんだ。彼が今もナショナル・フットボール・リーグ(NFL)のチームにふさわしいことは確かだと思うが、果たして違いを生み出せるだろうか? 彼はそうしたがっている。だが、体が思い通りに持ちこたえられるのかどうかなど、あの年齢の選手にありがちなそうした疑問がすべて解消されなければならない」

ベッカムは昨シーズンのNFLでプレーしておらず、ジャイアンツのユニホームを着たのは2018年が最後だ。以来、クリーブランド・ブラウンズ、ロサンゼルス・ラムズ、ボルティモア・レイブンズ(ハーボーの下でプレー)、マイアミ・ドルフィンズとチームを渡り歩いてきたが、最も活躍したのはニューヨークにいた時だった。

2014年の攻撃部門年間最優秀新人賞に加え、ベッカムは最初の3シーズンすべてでプロボウルに選出され、いずれも1,300レシーブヤード超えを記録。2018年にブラウンズへトレードされた際、ジャイアンツとの関係は必ずしも最高の形で終わったわけではなかった。また、2024年に在籍したドルフィンズでは、12月に退団に合意するまでにキャッチ9回、55ヤードという成績にとどまっている。それでも、33歳になったベッカムが古巣ビッグ・ブルーに戻ることへの関心は強い。

ハーボーHCが示唆した通り、1つの障壁となるのは、カムバックを目指すベッカムが実際にジャイアンツにどれほどの影響を与えられるかという点だ。

現在、チームのワイドレシーバールームには、スーパースターのマリク・ネイバース、ドラフト3巡目指名のマラカイ・フィールズ、さらにダリウス・スレイトン、ダーネル・ムーニー、ジェイリン・ハイアット、アイザイア・ホッジンズ、カルビン・オースティン三世といった顔ぶれそろっており、層は厚い。

もしベッカムがデプスチャートに加わるとしても下位の方になると考えられ、ポジション競争は厳しいものになる。

今のところ差し迫った事情は何もなく、どちらの側も急ぐつもりはなさそうだ。こうした様子見は、夏を通して続く可能性がある。

「オデルのことは知っているだろう」とハーボーHC。「彼は自信を持っている。自信があるんだ。努力している。自分を信じている。これから1カ月やってみて、トレーニングキャンプでの様子を見ていき、どうなるかを確認することになるだろう」

【M】