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決死の覚悟を語った新人OTマウイノアは「全力で一緒にプレーしたいと思える選手」とジャイアンツQBダート

2026年05月11日(月) 11:50

ニューヨーク・ジャイアンツのフランシス・マウイノア【Ben Liebenberg via AP】

ちょうど一年前のドラフトで、ニューイングランド・ペイトリオッツのオフェンシブタックル(OT)ウィル・キャンベルが、フランチャイズクオーターバック(QB)を永遠に守り抜くと宣言した。それに倣ったのか、OTフランシス・マウイノアはニューヨーク・ジャイアンツの司令塔であるジャクソン・ダートを、たとえ究極の犠牲を払うことになっても守り抜くと誓った。

「俺はこの仕事に命を懸けている」とマウイノアは、全体10位でオフェンシブラインマンとして2番目に指名を受けた直後、2026年NFLドラフトのステージ上で『ESPN』のローラ・ラトリッジに語った。

「俺は君のために死ぬ気で戦う。これまでいろいろなことがあったと思うけど、君のために必死に働く準備はできている」

一年前のQBドレイク・メイと同じように、ルーキーシーズンを前にしたマイアミ大学出身のラインマンによる宣言と、NFLで2年目を迎えるダートへの思いは、しっかりと本人に届いていた。

「最高に興奮している。一緒にテレビであの場面を見ていたんだ」とダートは、ケンタッキーダービーで『Sports Illustrated(スポーツ・イラストレイテッド)』の取材に対し、ガールフレンドのマリッサ・エアーズに目配せしながら語った。

「彼が俺を熱くさせてくれた。本当に火がついたよ。だけど、それこそが求めているものだ。彼はまさに、全力で一緒にプレーしたいと思える選手だ」

オフェンシブラインマンにとって、クオーターバックを守ること以上に優先される事項はない。マウイノアがその信条を忠実に守っているのは明らかであり、ダートもそれを聞いて歓喜した。

ダートと、同じく2025年にドラフト指名されたランニングバック(RB)キャム・スカッテブーは、ヘルメットをぶつけ合い胸を叩いて鼓舞するような若々しいメンタリティーとフィジカル面での強さを、昨シーズンのジャイアンツにもたらした。圧倒的なパワーを誇るサモア出身のマウイノアがそこにフィットするのは間違いなく、(願わくば)チームが切実に求めているもの、すなわちフランチャイズの未来を守るという役割も埋めてくれるだろう。

ダートの恐れを知らないランニングスタイルは、NFLでの最初のシーズンを通じて話題となり、脳しんとうによって2試合の欠場を余儀なくされる原因にもなった。

ダートは12試合の先発出場で35回のサックを喫し、146回のQBヒットを浴びている。マウイノアはダートが受け続けてきたダメージを軽減させる存在になるはずだ。もしかすると、マウイノアとダートはフィールド上でもキャンベルとメイの例に続くかもしれない。ペイトリオッツは2024年に最下位に沈んだが、新ヘッドコーチ(HC)のもとで見事な立て直しを見せ、最終的にはスーパーボウル出場を果たしている。

ダートはマウイノアについて、「俺たちのチームにとって素晴らしい補強だと思う」と語っている。

「彼のフィジカルの強さやタフさ、そして数字には決して現れない彼のあらゆる素質。それは俺たちにとって最高の戦力になるはずだ」

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