バンス・マクドナルドに少し早めのクリスマスプレゼントが届いた。

サンフランシスコ・49ersはタイトエンド（TE）マクドナルドと5年契約を締結し、2021年シーズンまでチームにとどまることになった。情報筋が『NFL Network（NFLネットワーク）』のイアン・ラポポートに明かしたところによれば、今回の新契約は3,500万ドル（約40億円）に相当するとのこと。

49ersのジェネラルマネジャーを務めるトレント・バルクは声明の中で「バンスは4年のキャリアを通して一貫した成長を見せており、今季のパフォーマンスは彼の献身さとハードワークがもたらした結果である。大成するであろうキャリアのまだ始まりに過ぎないと確信している」と述べている。

今季のマクドナルドはキャリア最高のシーズンを送っており、10試合に出場してすでに391ヤード、4タッチダウンをマークしている。レシーブ平均16.3ヤードの記録はリーグ全体でも10位につけ、TEに限ったランキングではロブ・グロンコウスキーを下回るだけだ。ドラフト2巡目指名でNFLへとやってきたマクドナルドは昨年、チームがバーノン・デービスをトレードに出して以降、本調子を発揮し始めた。

2013年に49ersのドラフト指名を受けた選手の中で契約延長にこぎつけたのはディフェンシブラインマンのクイントン・ディアルとタンク・キャラディンに続いてマクドナルドが3人目だ。