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ジャガーズ、トーマスとオドリックを故障者リストに登録
2016年12月12日(月) 00:43ジャクソンビル・ジャガーズのファンにとっては2016年シーズンの終わりが早すぎるなどということはあり得ないだろう。だが、タイトエンド(TE)のジュリアス・トーマスとディフェンシブエンド(DE)のジャレッド・オドリックにとってはそれが10日(土)にやってきてしまった。
ジャガーズは現地11日(日)のミネソタ・バイキングス戦を前に、2015年に獲得した2人を故障者リストに登録。彼らのシーズンは事実上終了した。
トーマス(背中)がジャガーズでプレーした9試合の記録はレシーブ30回で281ヤード獲得、タッチダウンが4回となっている。これは彼が2014年にデンバー・ブロンコスを離れてから最低の成績だ。2シーズン目のオドリックは臀部(でんぶ)と肩をそれぞれ負傷し、6試合にしか出場していない。
負け越しが決まり、変革の必要性に迫られるジャガーズにとって、4試合を残してトーマスとオドリックを外すことは不思議にも正しいことに思えてならない。ヘッドコーチ(HC)ガス・ブラッドリーの下で2年間にわたって救済が試みられてきたが、今回の措置はこれまで彼らが声高に宣伝してきた契約や選手獲得がいかに失望を呼ぶ期待外れな結果だったかを表している。
5年契約でチーム入りしたトーマスとオドリックはまだその期待に応えられておらず、自分たちの真価を証明するには来シーズンまで待たなければならない。それは恐らく、新体制の下で行うことになるだろう。