カーディナルスとQBジャコビー・ブリセットが25億円の契約再構築に合意
2026年07月27日(月) 12:42
砂漠のドラマが決着した。
クオーターバック(QB)ジャコビー・ブリセットとアリゾナ・カーディナルスが契約の再構築に合意。この再構築によって2026年のブリセットの報酬は増加し、その額は1,550万ドル(25億3,576万円)、最大で2,100万ドル(約34億3,555万円)になるという。『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートが現地26日(日)に伝えた。『ESPN』によれば、1,550万ドルは保証されているとのことだ。
ブリセットは日曜日の練習後、報道陣に「プレーする準備はできている」と話していた。
「いろいろ考えてしまうし、胸も高鳴っている。でも、こういうものにはタイムテーブルがあるわけじゃないし、いつ起こるかの問題であって、起こるのかどうかも分からない。終わってうれしいし、後はここから進んでいく」
33歳のブリセットはチームのオフシーズンワークアウトの大部分を欠席していた。しかし、参加必須のミニキャンプには姿を見せ、トレーニングキャンプにも合流している。2年契約の2年目に入るブリセットは、当初、488万ドルのベースサラリーを受け取る予定であり、他の先発クオーターバックと並ぶ程度の報酬を求めていた。新人ヘッドコーチ(HC)のマイク・ラフルアーは日曜日に、ブリセットは28日(火)にチームの先発メンバーとの練習を開始する予定であり、ブリセットをチームのシーズン初戦で先発起用する考えがあることを示した。
2026年シーズンに求めていたものを得たブリセットだが、契約を延長したわけではないため、契約再構築を経て、来るシーズン終了後にはフリーエージェントになる。
ラフルアーHCはブリセットとフリーエージェントで加入したガードナー・ミンシューの双方が自身のオフェンスにぴったりはまると話しているが、先発QBが正式に発表されたわけではない。また、カーディナルスはドラフトでQBカーソン・ベックを指名している。
ブリセットは2025年に14試合(先発12試合)に出場し、キャリアハイの3,366ヤードとタッチダウン23回を記録。昨年は負傷したカイラー・マレーに代わっての出場だったが、今回はマレーの後任として第1週の先発を務める方向に進んでいる。
とは言え、これも一時的な策に過ぎない。カーディナルスのフランチャイズQB探しの旅は続く。
今後に注目すべきなのは、カーディナルスが苦戦に陥った場合、ベックがNFLレベルでどこまで通じるかを試す機会をどの段階で与えるかだ。
2027年NFLドラフトは2026年よりもクオーターバックが豊作だと予想されている。したがって、このポジションの方向性を再検討する前に、ベックに実力を証明するチャンスを与えることがきわめて重要になってくるだろう。
ラポポートは4月に、ブリセットは先発に見合う報酬を求め、オフシーズンプログラムのフェーズ1には参加しないだろうと報じていた。ブリセットが参加必須のミニキャンプに合流した後も、こう着状態は続いていた。オフシーズンの戦術導入期間の大部分を逃したブリセットがラフルアーのオフェンスをどの程度習得できるかは、まだ見えていない。
カーディナルスはブリセットにとってNFLで6つ目のチームにあたる。ブリセットはこれまで5チームで先発を務めてきた。ラフルアーはブリセットにとって9人目のフルタイムのヘッドコーチ。ジャーニーマンは11年目のNFLシーズンに挑む。
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