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本拠地ランボー・フィールドの命名権売却を否定したパッカーズ社長ポリシー

2026年07月28日(火) 12:03

グリーンベイ・パッカーズの本拠地ランボー・フィールド【Scott Boehm via AP】

現地27日(月)、グリーンベイ・パッカーズのエド・ポリシー社長は本拠地ランボー・フィールドの命名権を売却する考えはないとあらためて強調した。

『ESPN』のロブ・デモフスキーによると、月曜日に本拠地で開かれた株主総会で、ポリシーは「ランボー・フィールドの命名権を売却することはない」と語ったという。

現在のプロスポーツ界では、企業名が冠されていないスタジアムの方が珍しい。NFLで命名権が売却されていない現役スタジアムは、パッカーズの本拠地ランボー・フィールドと、ライバルであるシカゴ・ベアーズの本拠地ソルジャー・フィールドの2つだけだ。

チームが金曜日に公表した年次決算では、収益が7億5,300万ドル(約1,232億9,622万円)、支出が7億5,410万ドル(約1,234億7,633万円)となり、パンデミック期間を除くと1990年度以来初めて営業赤字を計上した。

ポリシーは金曜日、支出増の要因として選手にかかる費用が1億3,000万ドル(約212億8,490万円)増加したことを挙げた。その一因には、4年総額1億8,800万ドル(約307億8,124万円)の契約を結んだオールプロ選出経験を誇るラインバッカー(LB)マイカ・パーソンズの加入も含まれている。

NFLのサラリーキャップが毎年上昇する中、パッカーズもリーグ全体の競争に対応するため、さらなる収益確保が必要だと認識している。命名権は高額で売却できる資産の一つであり、巨額なオファーを受けたことで、長い歴史を持つ施設でさえ名称変更に踏み切る例が出ている。今年はメジャーリーグベースボール(MLB)のロサンゼルス・ドジャースが本拠地ドジャー・スタジアムの命名権を日本のアパレルブランド「ユニクロ」に売却。『Los Angeles Times(ロサンゼルス・タイムズ)』によると、契約額は5年間で1億2,500万ドル(約204億6,625万円)を超えるという。

もちろん、収益を増やす方法は命名権だけではない。チームは少数株式を売却して資金を調達することも可能だ。しかし、パッカーズはNFLで唯一、ファンが所有するフランチャイズであるため、その手段を利用することはできない。

金曜日、ポリシーは次のように説明した。

「たとえば、多くのチームは支配権を維持したまま株式の5%から10%を売却できる。その場合、わずか数カ月で、現在のわれわれの資本準備金を上回る資金を調達することも可能だ」

上記を踏まえると、パッカーズは別の方法で収益拡大を図らなければならない。多くのチームがそうしているように、練習施設の命名権を売却することもできる。タイトルタウンにあるフットボールフィールドも、新たなスポンサー契約によりエンプリファイ・ヘルス・フィールドへと名称が変更された。

「今後はこれまで以上に積極的に収益拡大へ取り組まなければならない」とポリシーは金曜日に語った。

「NFLで戦い続けるためのコストは年々増えている。一方で、ほかのチームにはわれわれにはない資金調達手段がある」

パッカーズの幹部がこうした経営課題への対応を進める中でも、フットボールの運営面に対する信頼は揺らいでいない。ポリシーは、新シーズンを前にジェネラルマネジャー(GM)ブライアン・グーテクンスト、上級副社長ラス・ボール、ヘッドコーチ(HC)マット・ラフルアーへの全面的な支持を表明した。

ポリシーは「この3人がチームを率いてくれていることをこれ以上ないほど心強く思っている。だからこそ、このオフシーズンに契約を延長した」と月曜日に述べている。

フットボールの現場が新シーズンへ向けて歩みを進める一方で、ポリシーら経営陣には変化する経営環境への対応が求められる。今のところ、本拠地の名称だけは1965年以来変わることはなさそうだ。

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