バッカニアーズがQBメイフィールドやDTベアとの契約問題を抱えたままトレーニングキャンプ開始
2026年07月30日(木) 10:59
現地29日(水)、タンパベイ・バッカニアーズは複数の契約問題を抱えながらトレーニングキャンプを開始した。
クオーターバック(QB)ベイカー・メイフィールドは長期契約延長がまとまらなかったにもかかわらずフィールドに立ち、オフェンスを率いている。一方、契約問題が解決しなかったことを受けてトレードを要求したディフェンシブタックル(DT)ビータ・ベアは、背中の負傷によりサイドラインに立っていた。
練習中にベアと話していたヘッドコーチ(HC)トッド・ボウルズは、2度のプロボウル選出経歴を持つベアが火曜日に背中を痛めたと明かしている。
ボウルズHCは「彼は絶好のコンディションでやってきた。体重も良い状態だし、走りも素晴らしかった。あとは彼の状態を見ていく」と述べた。
31歳のベアは4年7,100万ドル(約116億0,779万円)の契約の最終年を迎えている。ボウルズHCはジェネラルマネジャー(GM)ジェイソン・リヒトとベアをトレードする可能性について話し合ったことはないと明かした。
一方、3年1億ドル(約163億4,910万円)の契約の最終年を迎えているメイフィールドは、自身で期限を設け、キャンプが始まる前に新契約に合意することを目指していると語っていた。
2023年にトム・ブレイディの後任として起用され、タンパベイで自身のキャリアを立て直したメイフィールドは、チームに残りたいと明言している。バッカニアーズもメイフィールドを引きとめたいと考えているため、3月にフリーエージェント(FA)になる前に両者が合意に至る可能性はあるだろう。バッカニアーズはオフシーズンにフランチャイズタグをメイフィールドにつけることもできるが、それはまだ先の話だ。
「チームとして、このトレーニングキャンプをベイカー一色にするつもりはない」と強調したボウルズHCは「何か進展があれば素晴らしいが、私たちはシーズンに向けて準備を、そのまま進めていく。彼自身も素晴らしいシーズンを送ることを期待している。彼は周囲の仲間たちを大切に思い、その関係を土台にチームを築いている。今のところはその形で進めていくつもりだ」と続けている。
ボウルズHCは契約問題がチームの妨げになることを懸念していない。バッカニアーズは昨シーズン、6勝2敗と好スタートを切ったものの、最終的に8勝9敗に終わり、それまで4年連続で達成していたNFC(ナショナル・フットボール・カンファレンス)南地区制覇を逃した。
ボウルズHCは契約問題について「まあ、そういう問題を抱えている選手は毎年いるものだ」とコメント。
「今年はたまたま、チームでも特に重要な2人がそうなっている。重要な2人が同時に問題を抱えるのは久しぶりだが、毎年そうした選手はいる。今回はただ規模が違うだけ。結局のところ大事なのはフットボールだ。試合当日と同じように、気を散らす要素は常にある。突然の変化はつきものだし、それはフィールド上でも同じだ」
「うちにはリーダーシップに富み、プロ意識が高く成熟した選手がそろっている。ベイカーを筆頭にね。だからこそ彼は契約問題を切り離して考えている。チームにもそれは別問題だとしっかり認識させている。先ほども言った通り、私たちはこのトレーニングキャンプで、彼が契約したかどうかや、契約最終年であるといったことに焦点を当てるつもりはない。私たちはただフットボールをするだけだ」
オールプロ選出経歴を持つレフトタックル(LT)トリスタン・ワーフスもハムストリングの負傷により、チームの初練習に参加しなかった。
記事提供:『The Associated Press(AP通信)』
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