セインツとWRオレーブが4年最大211億円の契約延長に合意
2026年07月31日(金) 08:43
現地30日(木)、ニューオーリンズ・セインツのワイドレシーバー(WR)クリス・オレーブが最大1億3,200万ドル(約211億1,683万円)となる4年の契約延長に合意したと『ESPN』が報じた。
この契約には9,000万ドル(約143億9,784万円)の保証が含まれている。
セインツはその後、オレーブと複数年の契約延長に合意したことを正式に発表した。
今回の朗報は予想されていたことであり、オレーブはOTA(チーム合同練習)中に契約延長を見込んでおり、トレーニングキャンプが始まる前にまとまることを期待していると語っていた。セインツのジェネラルマネジャー(GM)ミッキー・ルーミスも今週、契約実現に向けて楽観的な見方を示していた。
新人契約の最終年を迎えようとしていたオレーブは、自主参加のOTAに参加し、トレーニングキャンプにも遅れることなく合流したが、今週序盤に行われた練習には参加していなかった。その状況はこれから変わるだろう。
オレーブは、同じく2022年ドラフト1巡目指名を受けたニューヨーク・ジェッツのWRギャレット・ウィルソン(全体10位)、デトロイト・ライオンズのWRジェイムソン・ウィリアムズ(12位)、アトランタ・ファルコンズのWRドレイク・ロンドン(8位)に続いて新契約を手に入れた。ロンドンの契約は6月2日にまとまっており、意図的か否かは定かではないが、セインツの宿敵であるファルコンズが2022年ドラフト全体11位指名を受けたオレーブの契約金額を押し上げる要因になった可能性がある。
昨シーズンのセンセーショナルな活躍を経て、オレーブはセインツの将来に欠かせない存在としての地位を確固たるものにした。キャリアで2度目の契約はそのことを裏付けるものとなっている。
2024年シーズンは何度も脳しんとうに見舞われて8試合の出場にとどまったオレーブだが、2025年シーズンにはレシーブ100回で1,163ヤード、タッチダウン9回と自己最高記録を残し、見事な活躍を見せた。
オレーブの目覚ましい活躍は、タイラー・シャックがチームの将来を担うクオーターバック(QB)候補として評価される一助となっている。
脳しんとうが相次いだ2024年シーズンには、オレーブの現役続行そのものを不安視する声も上がった。キャリア最初の2シーズン連続で1,000レシーブヤードを記録し、才能をいち早く示したオハイオ州立大学出身のオレーブは、そうした疑念を見事な活躍で払拭し、今回の契約という形で報われている。
26歳のオレーブは2026年ドラフト1巡目指名を受けたジョーディン・タイソンをはじめ、デヴォーン・ベレ、バブ・ミーンズ、ジャリン・ポーク、新人のブライス・ランス、バリオン・ブラウンらを擁するWR陣の中心選手として確固たる地位を築いている。WR陣は経験よりも若さと将来性にあふれた顔ぶれとなっているが、オレーブはそれらの要素をすべて兼ね備えた存在だ。
オレーブは幸運に恵まれたが、その負傷歴は今後も懸念材料となるだろう。オレーブはキャリア最初の3シーズンでいずれも脳しんとうを起こしており、昨季は肺の血栓によってシーズン最終戦を欠場することにもなった。
結局のところ、オレーブはここまでドラフト指名順位に見合う活躍を見せつつ、感動的な物語を紡いでいる。
【RA】



































