ニュース

RBスカッテブーにバク宙は「してほしくない」と語るジャイアンツGMシェーン

2026年08月01日(土) 11:20

ニューヨーク・ジャイアンツのキャム・スカッテブー【AP Photo/Seth Wenig】

ランニングバック(RB)キャム・スカッテブーが2週間前にバク宙に失敗したことは騒動を引き起こし、ニューヨーク・ジャイアンツの首脳陣はこれに対処する必要があると判断した。

脛骨骨折と右足首脱臼からのリハビリ中だったスカッテブーは“Fanatics Fest(ファナティクス・フェスト)”というイベントで得意のバク宙に挑戦したが、着地に失敗。本人はこの出来事を軽く受け流しつつ、シーズン開幕前に負傷することはないと約束した。一方、ヘッドコーチ(HC)ジョン・ハーボーやジェネラルマネジャー(GM)ジョー・シェーンはキャリア2年目のスカッテブーに対し、慎重に行動するよう助言している。

『ESPN』のジョーダン・ラーナンによると、ハーボーHCは「大局的なメッセージは、自分自身を大切にし、チームを大切にしてほしいということ。健康な状態になり、復帰し、万全の状態で良いパフォーマンスを発揮できるよう、できる限りのことをすべきだ」と述べ、こう続けたという。

「それはどういう意味か? 次に誰かが同じ状況になるとは限らない。状況は変わるだろう。だから、重要なのはその原則そのものなのだ」

スカッテブーは自身のバク宙が危険だという見方を否定し、今季初のタッチダウンを決めた後にその技を披露すると約束している。その大胆さは、彼の個性の一部だ。

チームはこの問題を過度に心配しているわけではないが、主力RBの行動には細心の注意を払っている。

「もちろん、(話し合いは)しているが、彼はまだ若く、注目を浴びる立場やニューヨークという環境に慣れている途中の選手だ。健康面だけじゃなく、周囲からどう見られるかという面でも、自分の行動には気を配らなければならない」とシェーンGMはコメント。

「だが、特にキャンプが目前に迫っている中であのようなことをしてほしくないと私が思っていることを彼は分かっている。ただ、キャンプ開始に間に合うように彼を復帰させ、準備を整えられたことは、うちのトレーニングスタッフや医療スタッフがどれだけ素晴らしい仕事をしたかの証でもある」

スカッテブーが自分らしく振る舞うことを認めている一方で、ハーボーHCとシェーンGMが24歳のスカッテブーとこの件について話し合う必要があると感じ、今週その件に関する質問を軽くあしらわなかったことは、彼らがバク宙についてどう考えているかを如実に物語っている。

ハーボーHCは「私にとっては、とても良い質問だ」と話し、次のように続けた。

「それは・・・私たちが常にあらゆることを話し合っているということだ。つまり、そうしたことだけじゃなく、他のことについても(スカッテブーや)みんなと一緒に話し合っている。毎日欠かさず話をする選手はたくさんいる。チームの全員と交流しているんだ」

「だから、(スカッテブーとは)彼が戻ってきてから5、6回、本当に有意義な話し合いをしてきた。その中で、他の話題と一緒にその件についても話したかもしれない。たぶんそうだと思う。良い変化があるかもしれない。それは継続的なプロセスの一部だ。とにかくコミュニケーションを取り、認識を合わせ、何をするにも最高の状態を目指そうとしているだけだ。彼は素晴らしいし、偉大な存在になりたいと思っている。人の話に耳を傾けるし、自分の考えも話してくれる。すべて順調だ」

トレーニングキャンプへの参加許可を得たスカッテブーは、練習にフル参加している。チームの担当記者によると、スカッテブーは現時点でジャイアンツの刷新されたオフェンスにおいて、タイロン・トレーシーJr.を抑えて明確な1番手RBとみなされているという。

【RA】