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高い目標を掲げるカウボーイズQBプレスコット、「史上最高のオフェンスになろう」

2026年08月01日(土) 13:28

ダラス・カウボーイズのダック・プレスコット【James D. Smith via AP】

クオーターバック(QB)ダック・プレスコットは現地7月28日(火)にトレーニングキャンプに到着した際、ダラス・カウボーイズの最後のスーパーボウル制覇を記念したヴィンテージTシャツを着用してその決意を示した。

1995年シーズンを最後にチャンピオンに輝いていないカウボーイズで過ごした10年間で、プレーオフで目立った成果を残せていない状況を受け、スターQBのプレスコットは自身の行動や言葉、さらには服装の選択によって、そうした苦境に終止符を打つ準備を整えている。

プレスコットは木曜日に「トレーニングキャンプに臨み、シーズンを迎えるにあたって、それらを自分たちの目標として掲げないのは――つまり、自分たちの目標とし、その責任を負い、それこそが自分たちのなりたい姿であり、成し遂げたいことだと言うことに誇りを持たないのは、愚かなことだし、怠慢だと思う」と語った。

プレスコットはポストシーズンで結果を出せていない状況に“間違いなく我慢ならなくなっている”と認めており、過去2シーズン連続でプレーオフ進出を逃したことで、その焦燥感は高まっている。プレスコットのプレーオフでの成績は2勝5敗で、NFC(ナショナル・フットボール・カンファレンス)チャンピオンシップゲームに出場したことは一度もない。それはカウボーイズが過去30シーズンにわたって達成できていないことでもある。

しかし、プレスコットはチームがそうした苦境を乗り越えるための条件は整っていると考えている。プレスコットは、オフェンシブラインの連携が向上したことや、スターWRのシーディー・ラムとジョージ・ピケンズのコンビが2年目を迎えてさらなる成長を遂げることにより、強力なオフェンスがブライアン・ショッテンハイマーHC(ヘッドコーチ)体制の2年目にさらに進化すると見込んでいる。

プレスコットは「同じ状況が続くわけじゃないってことは分かっている。だからこそ、ミーティングやウオークスルーでみんながあらゆる瞬間にあらゆる練習に真剣に取り組む姿を見るのは素晴らしいんだ。俺たちは心の中で、去年よりも成長すると思っているからね」とコメント。

「それが自分たちの基準だし、それを実現するためにお互いに高め合い、責任を持たせていくつもりだ」

昨季に4,552パスヤードを獲得し、インターセプト10回に対して30回のタッチダウンを記録したプレスコットは、練習開始から最初の2日間で隙のない姿勢を見せており、木曜日の練習でやり直したいと悔やんだ2回のパスについて自らを批判する場面もあった。

プレスコットはチーム全体に対する期待の高さを示すものとして、“Greatest Offense There Is(史上最高のオフェンス)”の頭文字をとって“GOTI”を攻撃陣のモットーに掲げている。

「俺たちになれないわけがないだろ? 史上最高のオフェンスになろうじゃないか。“Greatest Show on Turf(芝上の最高ショー)”とか、他にもいろんなニックネームを聞いたことがあるだろ」とプレスコットは話している。

カウボーイズの守備陣は昨季、NFLの中でも特に精彩を欠いていた。そこから大きな進歩を遂げたように見える守備陣を相手に、序盤から手応えを得ていることで、プレスコットにはさらに大きな目標を掲げる理由が生まれた。

プレスコットは大げさな発言を控えているものの、守備陣が示しているコミュニケーション能力と細部へのこだわりには満足している。

「モーションを使うと、彼らがどれだけ大きな声を出しているかが分かるし、適切な位置取りや必要なコールに素早く対応し、俺たちに挑んできている。すでに言った通り、パッドを着けて実際に彼らのフィジカルの強さを目の当たりにし、その迫力を肌で感じられるようになるのが楽しみだ。でも、今のところはとても良い感じだ」とプレスコットは語った。

オーナー兼ジェネラルマネジャー(GM)のジェリー・ジョーンズが、この1年で守備陣の戦力強化に向けたいくつもの重要な補強を行った上で、条件に合う取引があれば追加の補強も辞さない姿勢を示していることから、プレスコットは勇気を出して何年もクローゼットにしまっていたTシャツを着ることにした。

とはいえ、プレスコットは2027年2月14日(日)に優勝を祝うTシャツに着替えるまでにまだまだ長い道のりが待ち受けていることを理解している。

「プレーオフを眺めているときや、そもそもプレーオフ争いに加われないのは最悪だ。本当につらい。だからこそ全員が同じ認識を持ち、同じ基準を掲げることから始めなきゃいけない」と強調したプレスコットは「一つひとつのレップスで勝ち、個々のドリルで勝って初めてそこにたどり着くことができる。それがオフェンスにも受け継がれ、各プレーで勝つことを目指し、ディフェンスも同じように取り組むことにつながっていくんだ」と続けた。


記事提供:『The Associated Press(AP通信)』


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