ニュース

35歳のQBスミスは全盛期にあると考えるジェッツOCライク、「28歳くらいに感じる」

2026年08月08日(土) 11:56

ジーノ・スミス【AP Photo/Ashley Landis, File】

ニューヨーク・ジェッツの攻撃コーディネーター(OC)フランク・ライクは再びクオーターバック(QB)ジーノ・スミスを称賛したが、その中でスミスの年齢について一瞬考え込む様子を見せた。

ライクOCは現地7日(金)に「彼が何歳なのか知らない。35歳は超えているよな?」と尋ねた後、スミスが実際に35歳であることを知らされた。

「28歳くらいに感じる。言っておくと、身体的には・・・全盛期にあるように見える」

スミスの状態は、NFLで14シーズン目を迎えるクオーターバックとしては悪くない。そのキャリアはジェッツから2013年ドラフト2巡目で指名されたことから始まり、ここまでフィールド上で数々の浮き沈みを経験してきた。

就任1年目のライクOCは「腕や動き、ポケット内での足の運びも含め、身体的には全盛期にある。彼はコンディションの管理を徹底しており、それはこのチームの助けになるだろう」と述べている。

ジェッツは間違いなくそうなることを願っている。チームは3勝14敗に終わった昨季に苦戦していたオフェンスにベテランQBを加えるべく、ラスベガス・レイダースからスミスを獲得した。前OCタナー・エングストランドの下、ジャスティン・フィールズ、タイロッド・テイラー、ブレイディ・クックに交代で司令塔を任せた昨シーズン、ジェッツはオフェンスの複数のカテゴリーで最下位あるいはそれに近い順位に沈んだ。パス成功1回あたりの平均獲得ヤード(8ヤード)はNFLで最も少なく、今季はこの数字が大幅に改善されることが期待されている。

スミスは常にフィールドの奥までボールを投げる能力を持っている。シアトル・シーホークスの一員として3年連続で3,500ヤード以上を記録した2022年から2024年にかけては、特にその能力を発揮していた。昨季はレイダースで不振に陥り、3,025ヤードを獲得した一方で、NFL最多となる17回のインターセプトを喫している。

ジェッツに再加入したスミスは、トレーニングキャンプで概ね好調なパフォーマンスを見せている。それに感銘を受けているライクOCはミニキャンプ中、スミスのフットボールに関する思考力は“一流”だと発言し、金曜日にも改めてスミスを絶賛した。

ライクOCは「ジーノはリーダーだ」と強調し、こう続けている。

「彼は間違いなく、あらゆる意味でオフェンスのリーダーだ。そして、トレーニングキャンプの初期段階ではっきりと分かったこと、つまり際立っていると感じた特徴は、一点に集中する力だ。彼は他の人には理解できないほどの集中力を発揮している。仕事に臨むときには集中し切っているのだ」

「そして、オフェンス全体がその集中力を軸に動いているように感じる。それは本当に大きなことだ」

ライクOCはクオーターバックとしてのリーダーシップがどのようなものかを身をもって知っている。現役時代に長年ジム・ケリーの控えを務めていたライクOCは、指導者になってからペイトン・マニングやフィリップ・リバース、アンドリュー・ラック、マット・ライアンを指導してきた。

また、ライクOCはクオーターバックの優れたプレーがどのようなものかも理解している。そして、トレーニングキャンプという安全かつ接触が禁止された環境にいるとはいえ、スミスにそのすべてを見いだしている。

「彼が(大学を)卒業した頃のことを覚えている。私は彼を高く評価していた。上半身の動きに限って言えば、彼の投球フォームは端正だ。リーグ内でそう言える選手はほんの一握りしかいないが、ジーノはその1人だ」

スミスはチームメイトからも高い評価を得ており、ジェッツに再加入してから発揮してきたリーダーシップを称賛されている。

キャリア5年目のタイトエンド(TE)ジェラニ・ウッズは「ジーノは俺みたいな選手にとってレジェンドだ」と話し、次のように続けた。

「彼は長年このリーグでプレーしている。そのプロ意識には敬意を抱いているし、見習うべきものだと思っている。彼はいつでも気軽に話しかけられる人でもある。ランチのときは一緒に座ってくれるし、誰とでも同じテーブルを囲んでいる。気軽に会話して、フットボール以外の生活について話すこともある」

「そういうことが大きな意味を持つんだ」


記事提供:『The Associated Press(AP通信)』


【RA】