ニュース

バイキングスQBマレーのバックアップはウェンツ、マッカーシーはQB3に

2026年09月10日(木) 10:51

ミネソタ・バイキングスのカーソン・ウェンツとJ.J.マッカーシー【NFL】

ミネソタ・バイキングスのクオーターバック(QB)J.J.マッカーシーのデプスチャート転落が決まった。

現地9日(水)、ヘッドコーチ(HC)ケビン・オコンネルが日曜日に予定されているグリーンベイ・パッカーズ戦ではカーソン・ウェンツがQBカイラー・マレーのバックアップを務めると発表。マッカーシーはQB3となる。

「今は週ごとの判断だと考えている。カーソンはキャリア通算でほぼ100試合に先発してきた。昨年に練習の機会が非常に限られながらも、キャリアを通じた経験を生かして彼がやってきたことは、カイラーにできる限り快適にプレーしたもらうことに重点が置かれることもあり、まさにバックアップクオーターバックに必要とされることだった」とオコンネルHCは語っている。

2024年NFLドラフト全体10位指名選手であるマッカーシーにとっては、大きな転落になる。しかし、オフシーズンの間にはっきりと見えていた展開でもあった。マレーがバイキングスと1年契約を交わしたそのときから、先発はマレーだと見られていた。オコンネルHCは繰り返し、マッカーシーにもチャンスがあると主張していたものの、マレーがシーズン第1週の先発QBであることは早い段階から明らかになっていた。

マッカーシーに与えられる余地が小さいことを示すもう一つの兆候が、チームがウェンツと再契約したことだった。ウェンツは昨シーズンに5試合で見事なパフォーマンスを見せている。練習生のマックス・ブロスマーを含め、QBルームの人数が多いことから、チームが昨年と同じQB問題を繰り返すつもりのないことは明らかだった。昨年はサム・ダーノルドとダニエル・ジョーンズが去ったことで、マッカーシーにチャンスが訪れていた。

マッカーシーのプレシーズンでの苦戦と足首の負傷が、オコンネルHCの決断を比較的容易にしていた。問題がなければプレーオフ争いをすべきチームが、負傷歴のあるマレーが離脱した際に、マッカーシーをバックアップとするリスクを負うわけにはいかない。

マッカーシーはQB3となるものの、オコンネルHCは“引き続き一緒に仕事をする機会を楽しみにしている”と言う。

「彼は今でもあとスナップ2回分のところにいる。だから、これからも準備をしていなければならない。今日でさえ、彼はゲームプランについて素晴らしい質問をしていた。あちこち動き回ってね。彼は今でも、このチームのエネルギーの源だ。そういう彼の特性はずっと変わらないだろう。J.J.は若い選手で、この先にたくさんのフットボールが待っている」とオコンネルHCはつけ加えた。

「彼に準備ができ、われわれに最高のチャンスをもたらしてくれると感じられたとき、限られた練習の中であとスナップ1回分というところであっても、もちろんわれわれには彼を起用することができる」

オコンネルHCはまだJ.J.を見限ってはいない。しかし、チームがマッカーシーを見限るまで、後退できる余地はもうほとんど残されていない。