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ドルフィンズの0勝17敗シーズンは「十分あり得る」と元QBフィッツパトリック

2026年09月17日(木) 13:34

ライアン・フィッツパトリック【Cooper Neill via AP】

シーズン開幕前、マイアミ・ドルフィンズの元クオーターバック(QB)ライアン・フィッツパトリックは、古巣が2026年シーズンを0勝17敗で終える可能性があると予想していた。シーズン第1週を終えた今も、その見方を変えていない。

現在はアナリストを務めるフィッツパトリックは今週、『Amazon Prime(アマゾン・プライム)』が今季初の“Thursday Night Football(サーズデーナイト・フットボール)”を配信するのに合わせた宣伝活動の中で、『Miami Herald(マイアミ・ヘラルド)』のバリー・ジャクソンに対し、あらためてその可能性を強調した。根拠として挙げたのは、前フロント陣が結んだ契約の影響で、ロースターの大幅な入れ替えを余儀なくされたことだ。

「これだけのデッドマネーを抱えているのだから、自分たちで招いた部分もある」とフィッツパトリックはジャクソンに語った。

「デッドマネーは1億8,000万ドル(約281億1,420万円)を超えている。トゥア(タゴヴァイロア)、タイリーク(ヒル)、ジェイレン・ワドル、(ブラッドリー)チャッブ、(ジャレン)ラムジー、ミンカ(フィッツパトリック)らは、すでにロースターにいない。それなのに、サラリーキャップには彼らの契約分が残っている。それも理由の一つだ」

ドルフィンズは第1週に、ラスベガス・レイダースに27対13で敗れた。

フィッツパトリックはまた、就任1年目のヘッドコーチ(HC)ジェフ・ハフリーが8月に2026年シーズンの成否は「勝敗では測れない」と発言したことも、チームの状況を物語っていると指摘した。

「ジェフ・ハフリーが、成功は勝敗で測るものではないと言っていた。その言葉の裏にあるものを考えれば、多くのことが見えてくる」とフィッツパトリックは話している。

「最初のロースター削減後にウエーバーで7人も選手を獲得した。いろいろなことがあの2019年シーズンを思い出させる」

2019年のドルフィンズは就任1年目のブライアン・フローレスHCの下、ドラフト上位指名権の確保を狙い、意図的に負ける“タンキング”を行っていると見られていた。それでも、フィッツパトリックらは5勝を挙げている。

複数のチームを渡り歩いた元QBは、今のロースターの状況が2019年を思わせるだけでなく、対戦日程を見てもドルフィンズにとって厳しいシーズンになりそうだと続けた。

「2019年は開幕から7連敗した。最初の4試合は平均34点差で負けたんだ。1試合あたりの平均だぜ!勝てるチャンスすら与えられていなかった」とフィッツパトリックは振り返る。

「だから、0勝17敗は十分あり得ると感じている。対戦相手もその理由の一つだ。NFC(ナショナル・フットボール・カンファレンス)北地区とAFC(アメリカン・フットボール・カンファレンス)西地区のチームと戦うことは、かなり大きいと思う。それ以外にも、敵地でサンフランシスコ・49ers、インディアナポリス・コルツ、シンシナティ・ベンガルズと対戦する。ニューヨーク・ジェッツも強くなりそうだ。一つずつ勝敗を考えていくうちに、“これは本当にあり得るぞ”と思った」

「でも、タンキングを阻止できるのはコーチと選手たちだ。2019年には実際にそうなった。だから、今回も彼らが勝って、チームの思惑を台無しにしてくれるよう応援している。ただ、0勝17敗は現実的にあり得ると思う」

スーパーボウル時代に入り、短縮シーズンを除いてレギュラーシーズンを未勝利で終えたチームは3つある。1976年のタンパベイ・バッカニアーズは、拡張チームとしてリーグ参入初年度を0勝14敗で終えた。2008年のデトロイト・ライオンズと2017年のクリーブランド・ブラウンズは、ともに0勝16敗だった。NFLは2021年にレギュラーシーズンを17試合制に移行している。

ドルフィンズは現地20日(日)東部時間16時25分から、開幕戦で白星を挙げた49ersと敵地で対戦する。

【R】