ニュース

レイブンズRBヘンリーなら自身の歴代最多ラッシングヤード記録を更新できるとエミット・スミス

2026年09月18日(金) 11:44

エミット・スミスとボルティモア・レイブンズのデリック・ヘンリー【NFL】

一般的な知見から言えば、ランニングバック(RB)は30歳の誕生日にピークを越えることが多い。

ただし、そういった一般論はデリック・ヘンリーには通用しない。32歳のヘンリーは、30歳、および31歳のシーズンに合計3,516ラッシングヤードとタッチダウン32回をマークし、ボルティモア・レイブンズのシーズン第1週の試合ではキャリー24回で144ラッシングヤードとタッチダウン3回を決めている。

もはやヘンリーが年齢に縛られないランニングバックであることは明らかだ。キャリア通算1万3,162ラッシングヤードという数字は、このカテゴリで歴代最多記録を持つプロフットボールの殿堂入り選手、エミット・スミスの1万8,355ヤードまであと5,193ヤードとなっている。とてつもない記録ではあるものの、スミスはヘンリーならそれを達成できると信じている。

『ESPN』によれば、スミスは「ああ、可能だと思う。デリック・ヘンリーは体格の大きいランニングバックだ。身体をしっかりケアしている。コンディションは最高だ」と話したという。

ヘンリーは実際に、スミスよりも優れた体格を有している。スミスは身長約175.3cm、体重約100.2kgとされていたスミスは、226試合で自身のラッシング記録を達成。一方、身長約190.5cm、体重約114.3kgのヘンリーは、現在154試合を数えている。先のことを予測するのは難しいものの、今なおエリート級のランニングバックであり、相手チームの脅威となっているヘンリーが、さらに3シーズンから4シーズンプレーすることは、決して非現実的ではない。

その見方が妥当かどうかは、シーズン第1週に蹂躙(じゅうりん)されたインディアナポリス・コルツの守備陣に聞いてみればいい。この試合で、ヘンリーはテネシーの新星だった頃とまったく同じプレーを披露した。もしくは、チームメイトであるコーナーバック(CB)マーロン・ハンフリーに聞くのが、もっと分かりやすいかもしれない。

「デリックが年齢を重ねていくと“こういうことをずっとできるわけじゃない”なんて考えるようになるだろ。でも、あいつはやるんだ。それで“もしかしたら彼ならできるかも”ってなるんだよ」とハンフリーはESPNに話した。

ヘンリーは長い間、多くのデータの中の特異点であり続けた。サイズ、パワー、スピードを兼ね備えた驚異的なアスリートであり、その身体能力を武器に数々の偉業を成し遂げてきた。スミスの記録に並ぶ、あるいはそれを更新できる選手がいるとすれば、それはヘンリーだろう。ただし、その記録更新は、まだ先の話しだ。

今のところ、ヘンリーには記録保持者からのお墨付きがあり、さらに記録更新へと歩みを進めるのを後押しできる、ダイナミックで爆発力のあるチームメイトたちもそろっている。

今のところ、ヘンリーには記録保持者からのお墨付きがある。そして、ダイナミックで爆発的なチームメイトたちも、記録更新に向けた歩みを後押ししてくれるだろう。

【A】