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レイブンズ、キックリターンのスペシャリストWRへスターを放出
2016年12月14日(水) 12:00ボルティモア・レイブンズが将来の殿堂入りも期待される選手を放出した。
レイブンズは現地12日(月)に行われたニューイングランド・ペイトリオッツ戦の翌日、ワイドレシーバー(WR)でキックリターンのスペシャリストであるデビン・へスターをウェイバーにかけた。
アトランタ・ファルコンズから解雇された3カ月後、へスターは今シーズンの開幕1週間前にボルティモア・レイブンズと1年400万ドル(約4億6,000万円)で契約。
かつてシカゴ・ベアーズのレジェンドとして名を馳せたヘスターだったが、今シーズンはこれまでに5回のファンブル、1パント平均7.2ヤード、1キックリターン平均が24.5ヤードと以前の力強さは影を潜めていた。また、ヘスターはレイブンズに所属してからの12試合で1度もタッチダウンを記録していない。
レギュラーシーズンは残り3試合となり、レイブンズはプレーオフを見据えてリターンゲームで別の選択肢を採用することに決めたようだ。パントとキックリターンの際、へスターに代わってマイケル・カンパナーロ、マイク・ウォレス、ラーダリウス・ウェッブがその候補に挙がっている。
もし他チームからのオファーが届かないとすれば、へスターの新天地はプロフットボール殿堂のあるオハイオ州カントンであろう。へスターが積み上げた19回というリターンタッチダウン数はリーグ最高記録であり、これは殿堂入りに値するものだ。