【2016年ワイルドカード】RBロールズがランで魅了! シーホークスがライオンズを抑えて次戦へ
2017年01月08日(日) 14:08現地7日(土)、NFC(ナショナル・フットボール・カンファレンス)ワイルドカード1戦目は、第3シードのシアトル・シーホークスが第6シードのデトロイト・ライオンズをホームに迎えて対戦した。シーホークスは堅い守備でライオンズをフィールドゴール2つに抑え、攻撃でもランニングバック(RB)トーマス・ロールズが躍動。26対6でライオンズを退け、次のラウンドへと進出した。
立ち上がりは両チーム合わせて4つのパントを蹴った後、ライオンズが敵陣38ヤード地点で第4ダウン1ヤードのコンバートに挑戦するが失敗。自陣40ヤード地点から攻撃を始めたシーホークスはRBロールズの連続ランで敵陣に切り込んだ。ゴール前2ヤード第4ダウンでは、ワイドレシーバー(WR)ポール・リチャードソンがディフェンスと絡み合いながらもエンドゾーンで片手キャッチに成功してタッチダウン。シーホークスが先制点を奪う。次の攻撃でも、43ヤードフィールドゴールが決まって追加点を得ている。ライオンズも51ヤードフィールドゴールで得点し、シーホークス優勢の10対3で前半を折り返した。
第3クオーターではライオンズのキッカー(K)マット・プレイターが53ヤードフィールドゴールを決めて4点差に詰め寄った。しかし、シーホークスも第4クオーター序盤にフィールドゴールを返し、得点は13対6に。次の攻撃でも、WRダグ・ボールドウィンへの42ヤードパスで前進すると、最後はRBロールズがエンドゾーンに駆け込んでタッチダウン。Kスティーブン・ハウシュカのエキストラポイントは失敗したが、19対6と点差を広げた。シーホークスは続く攻撃でも着実にヤードを進め、ゴール前からWRボールドウィンが13ヤードパスをキャッチしてタッチダウン。3分36秒を残して26対6とし、試合をほぼ決定づけた。ライオンズ最後のドライブは自陣44ヤード地点での第4ダウンを更新できずに万事休す。ライオンズにとっては1991年以来となるプレーオフ勝利はかなわず、1回戦で敗退した。
ライオンズQBマシュー・スタッフォードはパス32回中18回成功、205ヤード。
シーホークスQBラッセル・ウィルソンはパス30回中23回成功、224ヤード、2タッチダウン。RBトーマス・ロールズはキャリー27回、161ヤード、1タッチダウンと勝利に大いに貢献した。WRダグ・ボールドウィンも104ヤード、1タッチダウンを記録している。
シーホークスは来週現地14日(土)にアトランタ・ファルコンズと戦うことが決まった。