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スティーラーズWRブラウンが謝罪、「あの時は興奮していた」

2017年01月19日(木) 09:16


ピッツバーグ・スティーラーズのアントニオ・ブラウン【AP Photo/Fred Vuich】

現地18日(水)、ピッツバーグ・スティーラーズのワイドレシーバー(WR)アントニオ・ブラウンはプレーオフのカンザスシティ・チーフス戦に白星を飾った後にロッカールームをビデオ撮影し、『Facebook(フェイスブック)』で一般に公開した件について謝罪会見を行った。

ヘッドコーチ(HC)のマイク・トムリンがブラウンを“愚か”と評し、チームメイトやコーチに対する“配慮不足”だと発言したことについて、ブラウンは何ら反論することがなかった。

ブラウンは記者会見の中で「コーチに対しては常に最大限の敬意を払っているので、ひどく後悔している。昨晩はチームメイトと過ごし、その時はつい興奮し過ぎてしまった。去年は地区ラウンドでプレーできなかったし、チームに帯同することもできなかったから。だから、その瞬間は本当に有頂天になってしまったんだ」と語っている。

ブラウンは昨年1月に行われた地区ラウンドのデンバー・ブロンコス戦での惜敗を思い出していたようだ。ブロンコス戦の1週間前に起きた脳震とうで、ブラウンはこの試合に出場することができなかったのだ。

オールプロのWRブラウンは自身が起こした行動の全責任を負う形になる。ブラウンの行為は危うくAFC(アメリカン・フットボール・カンファレンス)チャンピオンシップゲームにも支障をきたしかねなかった。

ブラウンは「われわれは完璧ではない。人間だし、ミスもする。しかし、今回の件は全部自分のミスだ。俺はあの時本当に興奮し過ぎていた。試合後の興奮をファンの皆と共有したかった。俺がどういう意図でやったのか、何をしたかったのか、俺がどんな人間かは皆が分かってくれていると思う」と説明。

ロッカールームを撮影して一般に公開した件でブラウンはリーグ規定に違反したものの、今後の試合でプレーを制限されるようなことはないだろう。

最後に、ブラウンは「制裁に関しては俺とNFLとの間だけの問題だ」と話している。