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ファルコンズのスピードスター、WRガブリエルに要注意!

2017年02月03日(金) 13:23

アトランタ・ファルコンズのテイラー・ガブリエル【AP Photo/John Bazemore】

どうしても見過ごされがちな選手、それがアトランタ・ファルコンズのワイドレシーバー(WR)テイラー・ガブリエルだ。

2014年にアビリーンクリスチャン大学からドラフト外でクリーブランド・ブラウンズに入団したガブリエルは、昨年9月初旬に同チームを解雇されていた。身長173cm、77kgのガブリエルはおそらく、第51回スーパーボウルの最小プレーヤーになる。

レギュラーシーズンで出場した13戦中8戦で40ヤード以上を記録したガブリエルがニューイングランド・ペイトリオッツの守備陣をかく乱させるだろう。

ペイトリオッツのセーフティ(S)パトリック・チャンは現地30日(月)夜、「なぜ彼の評価がそこまで高くないのかが分からない」と、ガブリエルの能力を称えた。

昨年の単調で期待外れの攻撃スタイルと今年の目を見張るような攻撃スタイルとでは雲泥の差があるガブリエル。

2015年は攻撃をフリオ・ジョーンズに頼り切りだったファルコンズは、オフシーズンの間にスピードとプレーメーキング能力に重点を置いた。ブラウンズがガブリエルをウェイバーにかけた際、攻撃コーディネーター(OC)のカイル・シャナハンは2014年のルーキーイヤーに1キャッチ平均17.3ヤードを記録したガブリエルの獲得に飛びついている。

2年目のランニングバック(RB)テビン・コールマンに加え、WRのガブリエルとアルドリック・ロビンソンをチームに迎え、OCシャナハンはファルコンズのWR陣がリーグでも圧倒的な能力の高さを誇っていることに気づいた。

今シーズンのシャナハンはカレッジプロデーで40ヤード4.27秒を叩き出したガブリエルを含む3人のWRを、戦術を変えながら巧みに起用している。

今週前半、ガブリエルは「俺が攻撃陣の中で1番早い」と豪語した。

ガブリエルはカンザスシティ・チーフスの新人タイリーク・ヒルを“バーナー”と表現してはいるが、スピード部門においては2番手に甘んじる考えはない。

水曜日、『Around The NFL(アラウンド・ザ・NFL)』に対してガブリエルは「俺よりは速くないさ。自分より速いやつがいるなんて口にしちゃいけないんだ」と笑顔で語った。

ヒルのように試合をひっくり返してしまうほどのインパクト残す選手ではないが、ガブリエルはシャナハンの攻撃スタイルであればフィールドのどこからでも得点が可能であると述べ、「試合に出るチャンスを与えてくれたカイルに感謝している。相手をかき回すのなら任せてくれ」とコメント。

ガブリエルはただのスピードスターではない。その光速クイックカットの技術と見事なダブルムーブでコーナーバック(CB)を寄せ付けず、ガブリエルを捕まりにくいWRにしているのだ。

ガブリエルは「他の人にない能力を持っている気がする。フルスピードで走っている時でも方向を変えることが可能なんだ」と明かした。

WRとして尊敬する選手はと問われたガブリエルは口早にスティーブ・スミス、デショーン・ジャクソン、アントニオ・ブラウンの名前を挙げ、「小さいけど、そのアドバンテージを生かしている選手たちだ」と述べている。

ガブリエルは3人の選手ほどパスキャッチの脅威となれる主要な選手でなはないかもしれないが、今シーズンのMVP候補であるクオーターバック(QB)マット・ライアンにとっては使い勝手の良い理想的なターゲットだ。

OCシャナハンとQBライアンの絶妙なコンビネーションが機能し、ジョーンズがカバレージを引き離す中、今シーズンのガブリエルは139.9パサーレーティングを記録した。『NFL Research(NFLリサーチ)』によれば、50回以上ターゲットとされた選手の中でガブリエルのこの数字はトップに立つという。

6試合連続で30以上の得点をたたき出したままスーパーボウルに突入するチームは、ファルコンズが初めてとなる。ガブリエルはその圧倒的な攻撃陣の重要な歯車の1つとなるのだ――そして、ペイトリオッツもそれには気づいている。

2015年は攻撃をフリオ・ジョーンズに頼り切りだったファルコンズは、オフシーズンの間にスピードとプレーメーキング能力に重点を置いた。ブラウンズがガブリエルをウェイバーにかけた際、攻撃コーディネーター(OC)のカイル・シャナハンは2014年のルーキーイヤーに1キャッチ平均17.3ヤードを記録したガブリエルの獲得に飛びついている。

2年目のランニングバック(RB)テビン・コールマンに加え、WRのガブリエルとアルドリック・ロビンソンをチームに迎え、OCシャナハンはファルコンズのWR陣がリーグでも圧倒的な能力の高さを誇っていることに気づいた。

今シーズンのシャナハンはカレッジプロデーで40ヤード4.27秒を叩き出したガブリエルを含む3人のWRを、戦術を変えながら巧みに起用している。

今週前半、ガブリエルは「俺が攻撃陣の中で1番早い」と豪語した。

ガブリエルはカンザスシティ・チーフスの新人タイリーク・ヒルを“バーナー”と表現してはいるが、スピード部門においては2番手に甘んじる考えはない。

水曜日、『Around The NFL(アラウンド・ザ・NFL)』に対してガブリエルは「俺よりは速くないさ。自分より速いやつがいるなんて口にしちゃいけないんだ」と笑顔で語った。

ヒルのように試合をひっくり返してしまうほどのインパクト残す選手ではないが、ガブリエルはシャナハンの攻撃スタイルであればフィールドのどこからでも得点が可能であると述べ、「試合に出るチャンスを与えてくれたカイルに感謝している。相手をかき回すのなら任せてくれ」とコメント。

ガブリエルはただのスピードスターではない。その光速クイックカットの技術と見事なダブルムーブでコーナーバック(CB)を寄せ付けず、ガブリエルを捕まりにくいWRにしているのだ。

ガブリエルは「他の人にない能力を持っている気がする。フルスピードで走っている時でも方向を変えることが可能なんだ」と明かした。

WRとして尊敬する選手はと問われたガブリエルは口早にスティーブ・スミス、デショーン・ジャクソン、アントニオ・ブラウンの名前を挙げ、「小さいけど、そのアドバンテージを生かしている選手たちだ」と述べている。

ガブリエルは3人の選手ほどパスキャッチの脅威となれる主要な選手でなはないかもしれないが、今シーズンのMVP候補であるクオーターバック(QB)マット・ライアンにとっては使い勝手の良い理想的なターゲットだ。

OCシャナハンとQBライアンの絶妙なコンビネーションが機能し、ジョーンズがカバレージを引き離す中、今シーズンのガブリエルは139.9パサーレーティングを記録した。『NFL Research(NFLリサーチ)』によれば、50回以上ターゲットとされた選手の中でガブリエルのこの数字はトップに立つという。

6試合連続で30以上の得点をたたき出したままスーパーボウルに突入するチームは、ファルコンズが初めてとなる。ガブリエルはその圧倒的な攻撃陣の重要な歯車の1つとなるのだ――そして、ペイトリオッツもそれには気づいている。


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