特集

第51回スーパーボウル - ファルコンズ

2017年01月24日(火) 07:05


アトランタ・ファルコンズ

シーズン成績(NFL全体順位)
オフェンス
パス1試合平均獲得ヤード 295.3ヤード(3位)
ラン1試合平均獲得ヤード 120.5ヤード(5位)
フィールドゴール成功率 91.9%(3位)
ディフェンス
パス1試合平均喪失ヤード 266.7ヤード(28位)
ラン1試合平均喪失ヤード 104.5ヤード(17位)

シーズン成績(NFL全体順位)
オフェンス
パス1試合平均獲得ヤード 295.3ヤード(3位)
ラン1試合平均獲得ヤード 120.5ヤード(5位)
フィールドゴール成功率 91.9%(3位)
ディフェンス
パス1試合平均喪失ヤード 266.7ヤード(28位)
ラン1試合平均喪失ヤード 104.5ヤード(17位)

スーパーボウルまでの道のり

レギュラーシーズンでNFC(ナショナル・フットボール・カンファレンス)南地区優勝を果たしたファルコンズは第2シード権を得て2012‐2013年シーズン以来となるプレーオフ進出を決めた。ディビジョナルラウンドではクオーターバック(QB)マット・ライアンが3タッチダウンパスを投げる活躍でシアトル・シーホークスを相手に36対20で勝利。NFCチャンピオンシップではワイルドカードから勝ち上がってきたグリーンベイ・パッカーズを寄せ付けぬ圧倒的な攻撃力を見せ、ライアンを中心にチーム合計6タッチダウンを奪ってスーパーボウル行きのチケットを手に入れた。ヘッドコーチ(HC)ダン・クインは就任2年目でチームをスーパーボウルまで導いている。ファルコンズがスーパーボウルに出場するのは1998‐1999年の第33回大会以来、18年ぶりだ。

ファルコンズ攻撃の注目ポイント

今季のMVP候補に挙げられているQBライアン率いるファルコンズ攻撃陣は、レギュラーシーズンにリーグ最多となる540得点をたたき出す驚異的なオフェンス力を持っている。2016年レギュラーシーズンにパス4,944ヤード、38タッチダウンをマークした司令塔のライアンに加え、今季のプロボウルにも選出されているランニングバック(RB)デボンタ・フリーマンと、RBテビン・コールマンの2人が繰り出すラン攻撃もまた、相手ディフェンスを悩ませるタネとなってきた。さらにファルコンズ攻撃陣を語る上で欠かせないのがワイドレシーバー(WR)フリオ・ジョーンズの存在だ。NFCカンファレンスチャンピオンシップで対決したパッカーズ戦では180ヤード、2タッチダウンと大爆発し、リーグトップWRとしての実力を思う存分に披露した。ジョーンズを筆頭とするレシーバー陣もファルコンズの多彩な攻撃力を支えており、新人WRテイラー・ガブリエルやWRモハメド・サヌーの活躍からも目が離せない。

ファルコンズ守備の注目ポイント

爆発的な力を秘める攻撃陣とは対照的に、レギュラーシーズンは1試合平均失点25.4点と苦戦してきたファルコンズ守備陣。その中でも、守備陣の要として活躍してきたのが、今季リーグ最多となる15.5サックを記録したアウトサイドラインバッカー(OLB)ビック・ビーズリーだ。ビーズリーをはじめとするファルコンズ守備陣の先発組のうち、7人はまだプロ2年目、またはそれ以下の経験しかない。それゆえに、シーズンを通してディフェンス陣の経験値が足りないことを指摘されてきた。ただ、その一方でファルコンズには15年目のベテランディフェンシブエンド(DE)ドワイト・フリーニーといった頼りになる存在もいる。ミドルラインバッカー(MLB)のディオン・ジョーンズや、ストロングセーフティ(SS)キアヌ・ニールの活躍は新人ながら目を見張るものがある。若い守備陣には間違いが付き物だが、逆を言えば体力と気合に溢れているグループなのだ。カンファレンスチャンピオンシップではその底力を発揮し、パッカーズから2ターンオーバーを奪うなど、スーパーボウルに向けて良い仕上がりを見せていることは間違いない。

注目プレーヤー

QBマット・ライアン

レギュラーシーズンに自己ベストとなるパス4,944ヤード、38タッチダウンパスを投げたライアンは今季のMVP候補にも挙がっている。プレーオフに入ってもその勢いが止まることはなく、ポストシーズン2試合で730ヤード、7タッチダウンをマークするなど絶好調をキープ。スーパーボウルは今回が初出場だ。

WRフリオ・ジョーンズ

リーグトップのWRとしてその実力を存分に発揮してきたジョーンズは今季、ライアンとのホットラインが大いに機能している。レギュラーシーズン終了時点でレシーブ1,409ヤードを記録しており、手の付けられないWRとして相手ディフェンスを苦しめてきた。プレーオフに入ってからも3度タッチダウンパスをキャッチするなど、その威力は増すばかりだ。

QBマット・ライアン

レギュラーシーズンに自己ベストとなるパス4,944ヤード、38タッチダウンパスを投げたライアンは今季のMVP候補にも挙がっている。プレーオフに入ってもその勢いが止まることはなく、ポストシーズン2試合で730ヤード、7タッチダウンをマークするなど絶好調をキープ。スーパーボウルは今回が初出場だ。

WRフリオ・ジョーンズ


リーグトップのWRとしてその実力を存分に発揮してきたジョーンズは今季、ライアンとのホットラインが大いに機能している。レギュラーシーズン終了時点でレシーブ1,409ヤードを記録しており、手の付けられないWRとして相手ディフェンスを苦しめてきた。プレーオフに入ってからも3度タッチダウンパスをキャッチするなど、その威力は増すばかりだ。

2016年シーズン成績
日付 結果 対戦相手
1 09月12日(月) ●24-31 バッカニアーズ
2 09月19日(月) ○35-28 @レイダース
3 09月27日(火) ○45-32 @セインツ
4 10月03日(月) ○48-33 パンサーズ
5 10月10日(月) ○23-16 @ブロンコス
6 10月17日(月) ●24-26 @シーホークス
7 10月24日(月) ●30-33 チャージャーズ
8 10月31日(月) ○33-32 パッカーズ
9 11月04日(金) ○43-28 @バッカニアーズ
10 11月14日(月) ●15-24 @イーグルス
12 11月28日(月) ○38-19 カーディナルス
13 12月05日(月) ●28-29 チーフス
14 12月12日(月) ○42-14 @ラムズ
15 12月19日(月) ○41-13 49ers
16 12月25日(日) ○33-16 @パンサーズ
17 01月02日(月) ○38-32 セインツ