ラスベガス移転決定を受けレイダースQBカーがメッセージ
2017年03月28日(火) 12:47オークランド・レイダースのラスベガス移転が正式に承認された今、現役や引退した各選手からさまざまな反応が起こっている。
レイダースの先発クオーターバック(QB)デレック・カーは『Twitter(ツイッター)』のアカウントを通じて以下のコメントを残した。
「ここに座りながら、レイダースのラスベガス移転投票を見た。あふれかえる感情に飲み込まれそう。どう感じていいのか分からない。オークランドにいるファンの痛みを感じるし、同時に、ラスベガに住む新たなファンの歓声も聞こえてくる」
「選手としてはやれるだけのプレーをするだけ。このチームがチャンピオンシップを掲げられるように全力を尽くして戦うのみだ。自分はカリフォルニア出身だから、引退するまでここオークランドでプレーしたかった。ただ、NFLがビジネスであるということも理解している。これは全ての人にかかわる決定だ」
カーの投稿に呼応したチームメイトのディフェンシブエンド(DE)カリル・マックも声明の中でレイダースファンに対し、「たとえどこをホームと呼んでも、皆は一つにまとまっていてくれ」と情熱的に訴えた。
カーもまた、「オークランド、俺たちは君たちが大好きだ。そして俺も、俺の家族も皆が大好きだ! 明るくいこう、俺たちはいつでも一緒。それが本当のレイダースだ。どんなにつらい時でも俺たちは忠義を尽くす。タフな時こそ一緒に踏ん張ろう」と記し、こう続けている。
「だからラスベガス、君らも俺たちにオークランドを感じるはずだ。タフで忠誠心、闘争心にあふれたファンとチームだ。時が来たら、君たちの準備ができていることを祈る。今、この2017年の間はオークランドに心身を捧げる。神の恵みを。ゴー・レイダース!」