イーグルスがDEクリス・ロング獲得でDL強化
2017年03月29日(水) 09:35共にスーパーボウルを制覇したニューイングランド・ペイトリオッツを離れて約1カ月、フェンシブエンド(DE)クリス・ロングが新天地へと旅立つ。
32歳のパスラッシャーはフィラデルフィア・イーグルスと2年契約を結んだ。『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートによれば、今回の契約も2016年にペイトリオッツが支払った240万ドル(約2億7,000万円)に相当する内容のようだ。
ペイトリオッツがアトランタ・ファルコンズに大逆転勝利を収めた第51回スーパーボウルの直後、ロングはペイトリオッツから去ることを決意。『Instagram(インスタグラム)』上にその理由を述べていた。
「お金の問題では全くない。以前のような選手に戻りたいから、移籍が正しい選択だと判断した。先シーズンの自分に与えられた役割にはとても感謝している。しかし、競争好きな者としてはもっと自分のベストを出したいと思っている」
先シーズンに4サックを計上したロングは新たな土地でDEブランドン・グラハム、ビニー・カリー、ディフェンシブタックル(DT)フレッチャー・コックス、ボー・アレンと共に鉄壁のディフェンシブラインを形成する。
ベテランのロングはどのロッカールームでもリーダー的存在になることができる選手として広く認識されている。今は全盛期ではないものの、元ロサンゼルス・ラムズのスター選手だったロングがペイトリオッツ時代より多くの試合出場のチャンスを得ることになっても驚きではない。
イーグルスはまた、コーナーバック(CB)のパトリック・ロビンソンと1年契約で合意。ラポポートは1年100万ドル(約1億1,000万円)で契約した29歳のロビンソンがこの1年で真価を問われることになると伝えた。サンディエゴ・チャージャーズ、ニューオーリンズ・セインツでもプレーした経験を持つロビンソンは先シーズン、インディアナポリス・コルツで6試合に先発している。