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元レイダースのウッドソン、リンチの背番号“24”着用に太鼓判

2017年05月30日(火) 10:27

マーショーン・リンチ【AP Photo/Ted S. Warren】

オークランド・レイダースの背番号24はそのチーム史の中でも最も重みのある番号だ。昨季はその番号がフィールドから消えてしまったが、今シーズンは新たにその番号を背中にまとう選手が現れた。

レイダースで最後に背番号24を背負った伝説的なディフェンシブバック(DB)チャールズ・ウッドソンは、マーショーン・リンチがその番号を受け継ぐことに対して激励の言葉を述べている。

ウッドソンは『ESPN』に「マーショーンが地元のチームで家族や友達の前でプレーする機会を得たことをうれしく思っている」と語り、続けて「“24”という背番号はレイダースにとって特別なもの。マーショーンよりもその番号にふさわしい選手はいないと思う」とコメントした。

ウッドソンとリンチは共に2015年に引退を宣言。今、前者が引退を撤回した後者に対して檄(げき)を飛ばしている。ウッドソンは次のようにも語った。

「みんな楽しいことをしたいはず。これは何の問題にもならない。もしマーショーンがリーグに入って来たばかりの新人だったら話は違っただろうけど、彼はリーグに対して独特の感性を持つ経験値のあるプロだ」

「キャリアのこの段階でチームが彼を獲得できたことはもちろんポジティブだしプラスだ。彼の目標はただ一つ、オークランドにトロフィーを持ち帰ること」

1984年以降にレイダースがスーパーボウルを制覇したことはなく、同チームが最後にスーパーボウル出場を果たした2002年にはウッドソンもロースター入りしていた。この年のレイダース攻撃陣は1試合平均ヤードがリーグ1位、1試合平均得点はリーグ2位を記録している。ウッドソンはレイダースが今オフシーズンに獲得した選手たちがその当時と同じレベルの攻撃陣を形成してくれるだろうと強い期待を抱いている。

最後にウッドソンは「デレック・カーを筆頭にアマリ・クーパー、マイケル・クラブツリーと若いランニングバック(RB)のディアンドレ・ワシントン、ジェイレン・リシャードがすでにチームにいる。こんなにメンツがそろっているオフェンシブライン(OL)は間違いなく強いだろう。リーグでも他に類を見ないほどのラインナップだ」と熱く語った。