インディ500覇者の佐藤琢磨がカウボーイズ訪問!
2017年06月01日(木) 09:26デズ・ブライアントは優れたワイドレシーバー(WR)であり、過去20年のダラス・カウボーイズ史上、最も優秀なプレーヤーであることは間違いない。しかしながら、時として、若気の至りで無茶をしてしまう。
例えば、ブライアントはNFLで得た高額報酬を使って格好のいいエンジンを載せた誰もが羨む高級車を乗りこなす。高給取りのスポーツ選手は迫力のあるエンジンが自慢の最高の自動車に乗ることが多いが、その誰もが皆、クルマの限界値を試したいとの欲求に抗えない。
もう少し分かりやすく言おう。愛車がどれだけ速く走れるのか、思わず試してしまうのだ。
現地5月31日(水)、先ごろ開催された第101回インディ500で優勝を成し遂げた佐藤琢磨がカウボーイズを訪問。出迎えたブライアントは琢磨から愛車でマークした最高速度を聞かれて“180マイル(およそ時速290km)”と答えてしまった。
Indy 500 winner Takuma Sato at practice today. Dez Bryant was asked what's the fastest he's gone in a car, he said 180 mph in his Bentley. pic.twitter.com/fdZvsiaP3c
— Jane Slater (@SlaterNFL) 2017年5月31日
高速道路を走っていると、思わず愛車の実力を見てみたくなるのだろう。小さな男の子がおもちゃのクルマをビュンビュンと走らせて楽しそうにするのと同じ、と言ってしまうと語弊があるが、おそらくブライアントも“思わず”アクセルを踏み込んでしまったのだろう。
ただ、当然ながら速度違反は違法行為。無論、他車を巻き込んでの事故を起こしかねない危険な行為だ。高速道路とはいえ公道で時速290km近い速度を出せば州警察が黙ってはない。NFLプレーヤーと言えど法定速度は厳守だ。
ちなみに、琢磨がインディ500予選2日目に行われたファスト9(予選初日の上位9人によるポールポジション争い)にて時速231.365マイル(およそ時速372km)をたたき出している。
Indy 500 winner @TakumaSatoRacer and @DezBryant hanging out after today's OTA. pic.twitter.com/oI2isl2EoF
— Dallas Cowboys (@dallascowboys) 2017年5月31日