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フリーエージェントのWRデッカーがタイタンズを訪問

2017年06月15日(木) 09:41

エリック・デッカー夫妻【Photo by Jordan Strauss/Invision/AP】

フリーエージェントとなったワイドレシーバー(WR)エリック・デッカーは一刻も無駄にすることなく新天地探しを開始した。

デッカーはフリーエージェントになった初日からテネシー・タイタンズを訪問したと『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートが現地14日(水)に報じている。

トレード相手探しに失敗したニューヨーク・ジェッツは13日に同選手の放出を正式発表したものの、その前日にはリリースの可能性をすでに明かしていた。

昨年、肩の回旋筋腱板(かいせんきんけんばん)の負傷と臀部(でんぶ)の負傷で手術を受けたデッカーはジェッツ最終年を3試合のみの出場で終えることとなった。

デッカーがタイタンズに加入するともなれば、同チームが再建中のWR陣は興味深いことになりそうだ。タイタンズは今ドラフト1巡目でWRコーリー・デイビス、3巡目でWRタイワン・テイラーを指名している。もしタイタンズがデッカーを獲得すれば、クオーターバック(QB)3年目のマーカス・マリオタはより自信を持ってパス攻撃を展開することが可能となるだろう。チーム公式サイトによると、ヘッドコーチ(HC)マイク・ムラーキーはデッカーの訪問を“互いをよく知るため”のものだと説明しているようだ。

デッカーの妻であるジェシー・ジェームズ・デッカーはカントリーミュージックの歌手であり、テネシーという土地柄も同選手にとって魅力的なポイントになりそうだ。

デッカーがタイタンズを訪問するというニュースは“サムナー・ルーツ”というローカルバンドによって最初に報告されている。