2000年代に入ってからいまだプレーオフ進出がないバッファロー・ビルズに抜本的な変革が起ころうとしている。

元ビルズの伝説的クオーターバック（QB）ジム・ケリーは新ヘッドコーチ（HC）のショーン・マクダーモットがチームに新たな規律を作り上げたと歓迎している。

ケリーはビルズの公式『Twitter（ツイッター）』を通じ、自身が主催するフットボールキャンプの中で「2017年のバッファロー・ビルズには興奮している。ここ最近チームに足りていなかった規律というものをマクダーモットHCがもたらしてくれた」と語った。

ケリーがHCの交代に“興奮”を覚えたのはこれが初めてではない。殿堂入りも果たしているこのQBは2015年にレックス・ライアンが同チームの新HCになる際にも胸を高鳴らせていた。結果は言わずもがな、皆の知るところだろう。

ただし今回ケリーが強調して伝えたかったのは規律の面である。マクダーモットHCのアプローチはライアン時代とは全く逆の方向にチームを導いてくれるのかもしれない。

ケリーのコメントから察するに今のビルズにはチームを律する軸が必要なようだ。マクダーモットによる指揮がチームをどう変えるのか、レギュラーシーズンの開幕が待ち遠しい。