新婚ほやほやで異国へのサマーバケーションを楽しんでいたジョーダン・ヒックスを不運が襲った。

『NFL Network（NFLネットワーク）』のイアン・ラポポートがつかんだ情報によると、フィラデルフィア・イーグルスのラインバッカー（LB）は29日（木）、ハネムーンで訪れていたギリシャでプールから上がる際に手にけがをしてしまったという。

深刻なけがではないというが、トレーニングキャンプのスタートに参加できない不安は残る。

『PhillyVoice.com』のジミー・ケンプスキによると、ヒックスは“（イーグルスの）医師団に問題がないことを示すため、手でさまざまな動作を行っている動画”を撮ってチームに送ったという。チームからは帰国後早々に呼び出しを受けるに違いない。

ヒックスは自身の『Instagram（インスタグラム）』でつい先日挙式したことを報告している。今年のイーグルスのディフェンス計画において彼は大きな要となる存在だ。

2015年のドラフト3巡目で指名された25歳のヒックスは、昨シーズンのNFL全体で7番目のLBと評価された。ボールホークとしても活躍し、昨シーズンは5回のインターセプトを追加。ルーキーシーズンにはピック6を含む2回のインターセプトを決めている。

レギュラーシーズンが始まれば、ヒックスはチームのプレーメーカーとして大いに頼りにされることになるはずだ。幸い、ハネムーンで少々気を抜いたからといって、それほど大きな遅れにはならずに済みそうだ。